夢のような1日

アイドルを好きになって「夢のような1日」ってこういうことかと知りました。ツイッターやってます→@yareba_owaru

わたしのスターへ

平野紫耀さん🌠

27才のお誕生日おめでとうございます🎂

 

今年もあなたのことを好きな気持ちではち切れそうなまま、1月29日を迎えられました。

この1年、もう2度と姿を見られないかもと思ったり、なんの約束もないのに待っていてもいいのかわからないまま、あてもなくゴリラのガチャガチャを探して回った日もありました。🦍(ごめんね)

本当によくぞ戻ってきてくれました。ありがとう。

今日もあなたの存在とあなたに向かう「好き」という気持ちがわたしの生活にパワーをくれています。いつも本当にありがとう。

今日も世界で1番大好きです。

 

今日という日を迎えるにあたり、去年の日記を読み返してみました。先が見えない、来年のわたしにどうなってるか教えてほしい…と言っています。

https://omi-shiru.hatenablog.com/entry/20230129/1674977443?_gl=1*bdun6k*_gcl_au*MjA5MDYyNjEyMC4xNzAyMjE1OTQ2

色んなことはあったし、まだまだ飲み込めない思いもあるけれど、今日のわたしがどれだけ幸せか教えてあげようと思います。優越感。

 

🌟

 

急ですがここで、ディズニー映画「ウィッシュ」を観て、たいそう感動した話をします。ディズニー映画を見ながら、わたしはあなたのことを思って涙したという話です。

 

わたしはミュージカルが大好きなので、生田絵梨花ちゃんが歌番組で披露していた歌(こーのーねーがーいー♪This wish)を聴きたいと思い、超ライトな気分で映画館へ。

公開から1ヶ月近くたっているのになかなかの入り状況にびっくり。老若男女、家族連れ多め、さすがのディズニー、幅広い客層です。

「観劇に関して座席はセンターこそ至高」というこだわりがあるわたしの両サイドは親子連れでした。

右隣はママと小学校低学年くらいの女の子。どうやらウィッシュはリピーターのようで上演前からネタバレ炸裂です。おかげでストーリーは上演前に大体把握。

左隣はパパと4才くらいの女の子。この女の子、目に映ったもの、思ったこと、全てを口に出すタイプで予告の時点から大はしゃぎ。ウィッシュの前に放映されたディズニー映画100周年記念短編アニメでは、自分の知っているキャラクターが出てくると「○○!!!!」嬉しそうに教えてくれます。(お父さんは静かにさせようと大わらわ)

まだ小さいのにこの子はとにかく詳しくて、ディズニーが大好き!というのがひしひしと伝わってきます。(お父さんの心中はお察しします)

ディズニーオールスターキャスト全員集合、というこの短編アニメ、子どもたちだけでなくわたしを含め観客みんながこの女の子とおんなじように「あっ○○!」という反応をしていて、嗚呼そうか、みんなの中にヒーローやプリンセスがいるんだと思ったらなんだかとても嬉しくて。

100年続くエンターテイメントの凄さにとんでもなく勇気づけられた次第でした。

 

(余談)

ウォルトの写真の前でミッキーが「ショーを続けなきゃ」ってつぶやくシーン…

なんとも複雑な気持ちになりました。

エンターテイメントは誰かの尊厳を踏みつけにした上には成立しないものだと約束する社会にしたいです。

 

❇️

 

そして、今のわたしのヒーローは間違いなく平野紫耀さんだなぁと。

ふとそう思ったら頼もしくて、うれしくて、心強くて、幸せで、なぜだろう涙が出てきました。

世界一かっこよくて美しくて優しくて力持ちで。

素直で柔らかくてあったかい心と妥協のない向上心を持ち合わせ、人の汚いところや、生きていたら避けて通れない悲しみまでなぜかその若さでぜんぶ知っていて、その上でみんなの前に立って笑ってみせてくれる、そんな全部のせ史上最強のヒーローです。

 

購入して熟読したウィッシュのプログラムのなかに「みんな人生に小さなスターを必要としている」という言葉が記されていて、まさにわたしもそんな思いであなたを見つめてきたなあと思います。わたしの生活に平野紫耀さんというスターはかけがえのない存在です。

 

わたしはもう十分に大人で、小さい頃の自分の願いがなんだったのか、どんなことを夢みていたのか、悲しいことにすっかり忘れてしまいました。

通りすがりの誰かに「取るに足らないつまらない生活だね」とか言われてもなんら反論はできません。

その通りだから。

それでも、だからこそ、スターが放つ唯一無二の光に憧れて、その姿に希望を見るのだと思います。

あんな風に自分の人生もよりよいものにしたい、その気持ちを抱くことがいまのわたしの人生のモチベーションです。

 

ウィッシュのエンドロールで「A WISH WORTH MAKING 」という曲がかかるのですが、まーこれで泣いた泣いた。メッセージがやさしすぎる。https://youtu.be/E_7I6Rne_ls?si=tkEXGgtPF1nR18KR

 

♪願いとは、なにものにならなくても、誰にも知られなくても、わたしだけが知っているもの。

誰かに認められなくても、あきらめないで、大切にして叶えてあげて♪

うろ覚えながらだいたいこんな訳詞なのですが。

 

願いが叶うかどうかは自分以外の誰かが決めることではなくて。

たとえ叶わなくても、自分だけがわかるやり方で少しでも願いに近づけるようもがく努力をすること。自分だけが知っている願いを、あきらめたり笑いものにしたりせず、大切にできるのは自分だけ。

そう、やさしく勇気づけてくれる歌でした。

 

主人公アーシャの父はアーシャに

「星はわたしたちを導き、元気づけて、可能性を信じることを思い出させてくれる」

と教えるわけですが。

わたしにとっては平野紫耀さんこそが星です。

スターそのものです。

そしてこの星を見上げるとき、とんでもない力が湧いてくるのですが、これを魔法と呼ぶのではないのでしょうか。(夢と魔法の王国…?)

 

🌟

 

わたしに夢を追いかけることが生きること、という姿を見せてくれたのがKing & Princeでした。

King & Princeを脱退するという知らせに触れて、わたしが一番つらかったのは「ひらのさんの夢がやぶれちゃった…」と思ったことでした。

輝いていた星は墜ちてしまい、自分の夢まで失ったような気持ちがしました。

それがどんな経緯だったか知ることはきっと一生出来ないけれど、「King & Princeとして世界で活躍する」というあなたの夢は叶わなかったわけで。

けれどあなたは、1つの夢を失ったとしても、夢を見ることをあきらめる人ではなかった。

本当に、すごい人です。

 

🐐

 

 Number_iになった平野紫耀さん。

2024年1月1日になった瞬間にみた「GOAT 」のMV。

初見ではもちろん全部の歌詞は聞き取れなかったけど、

「君に見て欲しいんだ

マジぶっちぎる Shooting star」

は耳に飛び込んできて、めっっっちゃうれしくなりました。

「マジぶっちぎってほしいよ俺たちのShooting star🌠」とどこかでずっと思っていたことが叶えられる予感がしたからです。

あなたにはいつでも自分がやりたいことだけやっていてほしい、ぶちかましてほしい。こちらが必死こいて追っかけても、見失ってしまいそうなくらい遠くまで爆速で駆け抜けてほしい。そう思っています。

優しすぎるスターたち。

こっちのことは気にしてくれなくて大丈夫だから。

どこにそんな瞬発力と機動力あった!?!?ってくらいびったり着いていきますから。

「何回だって 立ち上がって こんがらがって

君の前で夢叶えるMe let me, let  me, let me」

だもん。

いいぞもっとやれ、です。

どんだけ躓いたってずっこけたって、その全部をみていたいですよ。やりたいこと全部やってほしい。夢はひとつ残らずぜんぶ叶えてほしい。

その全部を見ますから👁️

 

とにかくいま、こうしてまたあなたが大好きな仲間と一緒に夢に挑戦する姿をわたしたちに見せてくれる、どんな形であれこんなに嬉しいことはありません。

 

よく考えたら、先のことがわからないのは去年も今年も同じです。わたしにできるのは、好きな人を信じて穴があくほど見つめること、それだけです。

 

あなたの光はまぶしいだけじゃなくてあったかくて、暗闇にいる人間にとっては何より頼りになる希望の光です。

色んな人が勝手に色んな思いを乗っけてます。

色んなものを背負っていても、あなた自身の願いはぜんぶ叶う世界でありますように。

それがわたしの願いです。

 

世界で1番の幸せがあなたに降り注ぎますように。

いつまでも光っていてね。

お誕生日おめでとう。

 

 

🐐🥇🎂🥇🐐

魔法が解ける日に約束したいこと

2023年5月22日です。

なんの前触れもなく突然、King & Princeから3人がいなくなると知らされたあの夜からもう半年以上過ぎて、本当にこの日がやってきました。

もちろんこの半年間、色んなことを考えて、感じて、考えるのをやめてはまた考えて、そうやって過ごして来ました。いよいよ、とか本当に最後とか、そんな実感はないままだけれど、どうやら本当に今日が5人のKing & Princeにとっておしまいの日のようです。

 

今、わたしの中にあるのはファンとしてどうか卑怯者になりたくない、後出しじゃんけんをしたくないという勝手ながらも切実な思いです。きちんと今日という日を見納める。そして明日からも生きていかないといけないわけですから、どうやって生活するのか。他でもない自分自身と約束したいと思います。そしてどんな約束を今日したのか、ここに残しておきたいと思います。

 

~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~ 

まずはとにかくKing & Princeを讃えたい

シンデレラガールをこの世に生み出した時点で、もうKing & Princeが世に出た使命は果たされていたのかもしれない。シンデレラガールは、間違いなくジャニーズの(いろんな)歴史ぜんぶを煮詰めて、長い時間をかけて熟成させ、厳密なろ紙で濾しきるようにして生まれた集大成、結晶のような作品。

それがデビューシングル。

はじめからこんなに完璧なものを見せられたら、もう後に何が続いても霞んでしまうのではと思い案じたものでした。

そんな作品を、21世紀のとんでもないビジュアルと華のある存在感で違和感なく実現させたのがKing & Princeというグループです。

さらに驚くことにシンデレラガールの世界観をまっとうして内包したまま、ダンスパフォーマンスに特化した全く違う方向性にこそ自分達ののびしろを見つけ、挑戦して行ったのがこの5年間でした。

とんでもなく広がったKing & Princeの多彩な魅力と武器を携えてなお、グループとしての活動を総括する際に立ち戻ったのはやはりシンデレラガール。

シンデレラガール2023として見せた世界は、デビューした時のシンデレラガールと遜色のないきらめきをたたえたまま、輝きはより強く増しているようにも見えました。

真の王道はここ。

いつの間にか身につけた王者の貫禄を纏ってさらに説得力に満ちていたように感じます。

とにかくKing & Princeだけが表現できるシンデレラガールという珠玉の世界観は、まぶしくてため息が出るくらい美しい物語でした。

ジャニーズという文化が、その晩年、奇跡的に結晶化させた唯一無二の作品シンデレラガール。それを一切汚さないでここまで守りきった。それはKing & Princeだけにしかできない偉業だったと、まずは讃えたいのです。(ここまで一息)

 

King & Princeの好きなところ

わたしはアイドルが好きな子どもではなかった。

わたしが子どもの頃のジャニーズは、みていて恥ずかしくなる存在だった。

「どうしてこの子達はやたらと上半身をはだけさせて、かっこつけてるんだろう。歌もダンスも下手くそなのに、ファンがやたらとキャーキャー言っててなんか恥ずかしい人たちだな…」と思ってた。

なんというかまあ、ジャニーズもそのファンのこともバカにしてたんだと思う。(ごめんね)

 

そんなわたしが大人になって嵐に出会って、「アイドル自身も自分達がバカにされてるとわかってて、それでもアイドルでいるんだ(驚)」ということを知って。そんな嵐を応援するようになって、アイドルが自分や多くの人を支えてくれる存在になっていくという経験をしました。

やがて「アイドルは歌やダンスはもちろん、俳優やバラエティー、キャスターやアート、なんでも出来る」という世の中の評価を確立していったのがその後の潮流で、わたしも嵐という自軍の成功を喜ぶ日々の中で、アイドルの進化としてはそれが正解だと思っていました。

 

そんな中、デビューしたKing & Princeは、前述の通りジャニーズアイドルの粋を集めたような、どこかアイドルの原点回帰を感じさせる存在で。

圧倒的なビジュアルときらきらした世界観を引っ提げて、ぼやけてきていたアイドルの輪郭を「これがアイドルですよ!」と目の前に提示された気がした。

良くいえば多様化して広がりをみせ、悪くいえば薄まっていくように見えたアイドルのポテンシャル。キンプリは改めてアイドルとしての本分をひたすら磨くことでアイドルの存在価値を追求する方向性を選んだ。それは古いようで斬新、従順なようで野心的な方法だったと思う。

近年のジャニーズの既定路線になっていた「アイドルができることを増やす」レールに乗るのではなく、「アイドルにしかできないことを究める」方法で、新しい海路を開拓してより広い世界を求めた。

 

その在り方は、どこかアイドルという存在について内省的でとことんストイックで、だからこそわたしはKing & Princeにどうしようもなく共感して、惹かれたんだと思う。

キラキラしたアイドルでありながら、常に最高を更新し続けなければ、とギラギラしていて自分達に厳しかった。他を貶めることには興味がなくて、ひたすら上へ上へ、自分達を高めることだけが目指す方向だった。同じ志のもとに集まったメンバーの結束はつよく、ジャニーズ特有の幼なじみ感や独特の兄弟感もありつつ、他の誰も入り込めない絆にも憧れた。

 

それでいてファンに対してはその存在ぜんぶをかけて寄り添って笑顔と幸せを届けてくれた。

ファンが生きる日常の辛いことも嫌なこともぜんぶ吹き飛ばしてくれて、そのために自分達がいるよと言ってくれる、強くてどこまでも人にやさしいアイドルだった。

わたしはその世代ではないけれど、令和の「巨人・大鵬・玉子焼き」みたいな。老若男女に愛されるような普遍的で圧倒的なヒーロー属性を持つ稀有なグループだった。

 

一方で、せっかく確立した既定路線に乗ろうとせず、愚直に亡き恩師と誓った夢に向かって、自分達の進む方向を自分達で決めようとする姿勢は、事務所にとっては流れに棹をさす存在だったのではと想像に難くない。

そういう反骨精神や、アイドルであることへの矜持を守ろうとする姿がわたしは大好きだった。

このままこの船に乗ったらどこまで行けるんだろうかとわくわくしたし、果たしてどんな景色を見られるのか、無限の可能性しか感じなかった。

 

まだサヨナラ言うには全然早すぎるのに

そんなある日、突然告げられた旅の終わりの宣告だった。

なんで?どうして?これからどこに行くの?に対する答えは、本人達からはついぞ具体的には語られず、ファンは各々が不確かな情報をもとに憶測(大きらいなワードになってしまった)したり、それぞれのシックスセンスで察することしかできないまま、今日この日を迎えてしまった。

この半年の間、King & Princeが語ることができたのはきっと彼らが届けたかったことの中でも究極のメッセージのみ。

「みんなに笑顔を届けたい」

ファンに対してとにかく笑っていて、幸せでいて、最後までそう伝え続けてくれた半年間だった。

King & Princeが5人でなくなるならそれは無理だよ…という思いと、最後までKing & Princeが伝えてくれるメッセージをちゃんと受け取りたいという思いのやじろべえがぐらんぐらんに揺れ続ける、そういう半年間だった。

 

その中でファンに「これからもいい出会いをして」と言ってくれたのは神宮寺勇太さんだった。

いつもファンとともにあること、どんな時もそばにいることを伝え続けてくれた彼からこう言われたことは、つらかった。

だってわたしたちにとって、この上なくいい出会いはもうあった。最高のアイドルにもう出会えていた。それなのに、この出会いにはおしまいが来てしまった。それでも「またいい出会いを」と願ってくれる目線の優しさに、とめどなく涙が出てしまう。

 

誰がなんと言おうと、わたしにとってKing & Princeこそが最高のアイドルだと思ってる。また新たな出会いが幸せをくれる日がくるかもしれない。

それでも。

この5年間にもらった幸せが1番だったと、完全に肯定したい。最高の出会いに感謝します。

King & Princeが見せてくれた幸せを絶対に忘れません。

 

さて、どうしようか

2022年11月4日の23時に一変した世界。

たっぷり半年以上の煩悶を経て、結局360°まわって同じ目線に戻ってきたと感じている。

 

King & Princeが大好きで大切で、これから5人でいるところを見られないことがとてつもなくさみしい。

 

ただ、同じところにもどってきたと言っても、それは同じではないわたしです。

メソメソ泣きながらもずっと考えて向き合ってきたから、あの夜の自分の肩を抱いてあげられるくらいには強くなった。

 

大丈夫だよ。信じることが全てだよ。

と、いま思う。

 

ファンとして出来ることって、大好きだぞ!という熱を持って穴があくほどみつめることだけだと思うから、これからこうなって欲しいという欲(有り体に言っちゃうと再結成とか)は、手放した。

あとはどうかそれぞれのメンバーにとって1番きれいな思い出を大切にして、健康で幸せでいてと願う。

…ファンとしては、この思いで終わるのがきれいなんだと思う。

 

だけど。

今わたしの中にはどうしても消せないオタクの火がまだ灯っていて。

「わたしはこれからドン・キホーテみたいになるのかもしれない、でもそれでいいんだ」という思いでいます。

(オタクたるもの、やっぱり少し様子がおかしくないと、という謎の使命感)

 

5人で最後のパフォーマンスになったNHK・Venue101の「Beautiful Flower」について言及したい。これで最後になることに対して、King & Princeが流したあの涙を忘れたくない。

あんな風にカメラに背を向けながら、何かに殴りかかるような勢いで地団駄を踏みながら、それでも5人で励まし合って、カメラの向こうのティアラには笑ってねと伝えながら、それぞれ自分を鼓舞し続けて歌い切った姿をみて。

 

わたしはなにを見ているんだろう、と心震えた。

こんなにも熱い気持ちでひとつになっているグループがなんで離ればなれになるんだよと。

そんな姿を見てもなお、きれいな思い出にして宝箱にしまっておくだけなんてオタクの名が廃るでしょう?諦めきれません。

 

今のKing & Princeは、言い伝えどおりに7つ集めるミッションが終わり、神龍が願いを叶い終えてバラバラに飛び散ったドラゴンボールです。(?)

我らが平野紫耀さんのことだから、悟空みたいに、飛び散ったその瞬間、ホイッとジャンプしてちゃんとじいちゃんの四星球は捕ったはず。(わかる?みんなドラゴンボール読んでない?)

神龍を一回召喚して、完結することもできるよねドラゴンボール

(こっからはだいたいで聞いてください)

だけどこれから悟空はスーパーサイヤ人になったり、死んでも生き返ったり人類から元気玉もらって地球を救ったり、とにかくなんかもっと色々すんごいことになるでしょう?(雑)

とりあえず第一章は終わったけど、きっとわたしの好きな人たちは、ドラゴンボールを集めたり、ドラゴンボール関係なくても今より強くなるための修行する旅をはじめるんじゃないかな。そんな予感がする。(オラわくわくすっぞ)

 

あの涙をみて、これでぜんぶ終わりでこの先はあの涙も、King & Princeが6人だったことも5人だったことも、全部なかったことにされるなんて絶対にあり得ない。少なくともわたしは忘れないから。忘れないでずっとしゃべり続けます。

 

約束したいこと

全然納得してないけども、5人のKing & Princeとの旅はいったん今日でおしまいになります。二人のKing & Princeに対してどう向き合うかも、三人のことを今後どういう風に応援していけるかも、なんの見通しもいまだに持てないのが今日現在の正直なところです。(なんで?ひどくない?)

 

そのなかでわたしが自分に約束したいのは、自分の好きという気持ちに向き合って見きわめて大切にすること。そして自分以外の誰かの好きという気持ちも同じように尊重するということ。つまり、自分の好きを他の誰かのものさしで測らないということ。

 

これはKing & Princeに限らない。

好きな場所、お寺や神社、お店、建物と同じ。

自分一人で訪れると自分とその目的地だけの語らいがある。自分だけが見つけたお気に入りポイント、大事にしたいところがある。でも、その対象は自分だけのものではもちろんなくて、一人で過ごしていた時に誰かがドカドカとやってきて大きな声でひどいことを言われたり、そこを汚されたらかなしい。

だからわたしは誰かの好きの形が自分の形ややり方と違っていても、その人の好きを否定したくない。また、されたくない。「ティアラ」同士のあれこれにこれ以上傷つけられたくない。

そういう距離感と配慮を大切にして、これからも同じ気持ちを共有できる仲間にめぐり会えたらぼそぼそおしゃべりしながら、明日からの日々を踏ん張って悟空(概念)を待ちたい。

 

キンプる。ファイナるにて、平野紫耀さんが花火師の社長さんと話していたうれしいこと。

「花火は一瞬。でも思い出せるよね」

そういう気持ちでいたい。きれいで大切な思い出、一緒に見たあの花火をわすれない。

 

明日からは、5人のKing & Princeはなくなってしまうから、わたしは端から見たらドン・キホーテみたいに、見えないものを見ている人になるでしょうね。ただ、それは哀れに亡霊を見続けて踊らされてるのではないのです。

またいつか大好きな人が「みてみて~ドラゴンボール集まったよ~」って戻ってきてくれるのを信じている人なのだと自負していたい。どっちにしろちょっと変な人になってもいい。

 

大丈夫。目をつぶったら花火も見えるし、またいつか大好きな人に会えたときには思いっきりわんわん泣こうと思ってる。

それまではどんなに人に指さされて笑われようとも、ドン・キホーテで頑張ります。

(ジャングルだ~♪)

 

長々と語りました。

本日のわたしの決意は以上、報告になります!

 

ありがとうKing & Prince。

世界でいちばん愛してるよ。

ずっと忘れません。

 

👑

好きな人の成人式を見守ることになったという話

King & Prince  

12枚目のシングル

Life goes on / We are young 

ミリオンおめでとうございます✨

2作連続でミリオンセラーのお知らせを届けられたことはもちろんとても誇らしくてうれしい。

ただ、それ以上にわたしはカップリングを含む7曲もの新しいKing & Princeの音楽を聴けたことが本当にうれしいです。毎日毎日、大切に聴いています。

 

歌詞カードとにらめっこしてみたり、歌番組の生放送に感情が乱高下したり、雑誌のインタビューの言葉を何度も何度も反芻したり、そんな日々を送っています。

 

ポジティブになる時もあれば、勝手にどん底まで落ち込む時もあり、さまざまな気持ちや思いが浮かんでは消え、ふとした時に所かまわず涙があふれてきて焦ります。

その度、わたしの生活に、もっと言えば人生に、ここまでKing & Princeが深く根差してわたしを支えてくれていたことを何度でも感じます。

 

こんなにも毎日、誰かのことを思うのも、誰かを思って涙にくれるのも、たった一人の姉を亡くしたとき以来です。

あの時も、どうしてこんなに悲しいのに朝がきたら普通の顔をして1日を始めなきゃいけないんだろう、ずっと膝を抱えて泣いていたいのに、どうして当たり前のように仕事に行かなきゃいけないんだろう、誰もわかってくれない、わかってくれるたった一人の人は私を置いていってしまった…ずーっとそうやって泣いていました。

仕事から家に帰る道は暗くて人通りもなくて、毎日毎日泣きながら歩いていたのを思い出します。

「お姉ちゃんさえ生きていてくれたら」

15年以上の時が経っても、今もふとその思いにたどりついてしまって、立ち尽くしてしまいます。その都度思い浮かぶ気持ちは「ただただ無念」それにつきます。

 

「ほんとうに、生きていてくれさえすればよかったのに。神様、わたしはそんなに贅沢を言っているでしょうか?それとも、大切で失いたくないものには、全部ラベルでも貼り付けて印をしておかないといけないのでしょうか?そうしないと、奪われてしまってもわたしの責任なのでしょうか?大切なものを大切にしきれていなかったとあなたは思ったのでしょうか?」

そんな風に、姉の件ではずいぶんと神様に文句を言った気がします。

(大丈夫、昔も今もわたしは無宗教です)

 

そしていま。

愛するKing & Princeをもうすぐ失うことに対して抱く思いも、これにとてもよく似ていると思い返しています。

 

(…深いため息…)

 

そんな中、迎えた12枚目のシングルのリリース。

いつものようにうれしいだけではない、「これで最後」を覚悟して受け取る新譜。どんな気持ちで受け取ればいいのか、ぐちゃぐちゃに整理がつかないまま、泣き笑いのような心持ちで迎えたリリースでした。

 

対して、King & Princeから伝えられるメッセージはいつも通り、どこまでもファンに寄り添い抜いたものでした。

King & Princeから届けられるものはいつだってあたたかくて優しい、そして明るくて美しい。

ぜんぶ大事に受けとりました。

どんな風に受け取ったのか、以下に残しておきたいと思います。

 

人生はまちがうこともある まちがってもいい

We are youngの2番の歌詞。

YouTubeやテレビでは知ることができないその部分で、どんなことを歌っているんだろうと発売前から気になっていました。

いざCDを手にとって、聞いてみたら

「We are wrong 」

と繰り返されていて。

この歌詞を今の状況でどう受け取るかは、きっと人それぞれでしょう。

「人生は間違うものだし、それで全てがおしまいになることはない。何より、間違ったっていい。何度でも、またそこから始めればいい。」

わたしにはそういう風に伝わりました。

 

「We are young」の主語は、King & Princeの5人のことだけではなくて、わたしを含めるすべての人。この曲を聴くわたしたちみんなにとって、今日よりも若い日はこないから。

そういう意味で、「We are young」だったんだなぁと。

 

自分次第で、何度だって何歳からだってスタートラインを切ることはできるよ、と背中を押してくれる曲でした。

同時に、やっぱり「wrong」に込められた思いもあるんだろうなぁと。

いま置かれている現実が5人にとって目指してきた場所ではなかったこと、最善の選択の結果ではないことも感じとれてしまって。

この曲を歌いながら、5人で励まし合うように向き合う姿には、胸が苦しくなりました。

 

うつむかないで顔あげて

とはいえ、シングル全体から伝えられるメッセージはいつもどおり「ティアラを笑顔にしたい」というものだったと思います。

これまではそれぞれのファンが生きるそれぞれ人生の困難に寄り添って、そばにいるよ、一緒に幸せになろうって歌ってくれたKing & Prince。

ファンの顔を曇らせる理由が、よりによって自分たち自身になってしまったことはきっと不本意で、なにより悲しいことと感じているのではないでしょうか。それでもやっぱり。これが5人で出す最後のシングルになるとしても。

 

「ティアラを笑顔にしたい。笑っていてほしい。」

 

その思いは伝わっています。ありがとう。涙

 

すぎてく季節を鮮明なものにしてくれてありがとう

Dear Tiara盤の収録カップリング曲「愛を伝えましょう」は、前作に続いて明るいアイドルソングでした。

そのことに「King & Princeはアイドル」という揺るぎない矜持を感じたし、ジャニーズのアイドルであることに誇りを持っているKing & Princeがやっぱり大好きです。

 

そしてその曲の最後に伝えてくれた「ありがとう」の理由。

文字どおり青春のぜんぶを賭けて駆け抜けたアイドル人生だったはず。そして、今はそれぞれが分岐点に立たされていて。

それに対して「人生の思い出って過ぎてしまえばどんなものもすべて美しいけど、アイドルとして生きたおかげで、この曲を聴いてくれているファンのみんなの存在のおかげで、特に色濃く鮮明な思い出ができたよ、ありがとう。」

そう言ってくれた。(と思った)

 

えーーんもうだめ、ありがとうはこっちの台詞なんだってば…(涙)

アイドルでいてくれて、今のこの状況にあってもなお、こんな風に幸せだよって言ってくれて、アイドルってほんとにすごい…

人生は間違うものだけれど、間違ったっていいんだけども、King & Princeの歩いてきた道は、なにも間違ってなんかいなかったよ。

ずっとずっと、きっと5人で並ぶ最後の瞬間まで、史上最強の完璧な王道アイドルです。誇りに思う。

 

そして、「新たな成人式」へ

3人が「King & Princeを脱退する」という発表については、「脱退」という言葉とわたしの知っているズッコケトリオの組み合わせがどうにも悪すぎるという気持ちがまずあって。

脱退って、する方が無責任で自分本位で、残される組織の方が正しくて迷惑かけられる感じの言いまわしに思えてしまって。

そういうことは絶対しない日本代表くらいの3人だと思っていて。だからずっと脱退組とか言われるのがモヤモヤしてモヤモヤして。

女子ドルグループみたいに「卒業」とかがいいのかなぁとか、いっそ「さよならバイバイズッ友フォーエバー」くらいの表現にしてくれないかなとか、ひとりで悶々としていたのですが。

 

ここにきてやっぱりわたしの好きな人、ワードセンスが天才的で。

平野紫耀さんがこれからの人生について

「新たな成人式のつもりでいろいろ考えたい」

って答えてるインタビューを見て

「それだよ!まさに、それだ!!!」

となったという話です。

 

この方、ファーストコンサートのメイキングで、コンサートに来てくれるファンに対する気持ちを「運動会に近い!」と表現した天才なんですが。

(ファンは身近な身内という感覚、応援しに来てくれるファンには良いところを見せたい→運動会に近い💡)

それ以来、身内の運動会を観に行くような気持ちでKing & Princeには接してきました。(素直)

なにより本人が望むファンとの関係性がそこにあるんだと思ったし、それに共感できたし、アイドルに対するファンの適切なスタンスだと思ったから。

 

そして、今度はわたし、好きなアイドル(成人ずみ)の「成人式」を見守ることになりそうです。

 

20歳の時に「もう二十歳じゃん」と思ってジャニーさんにデビューの直談判をしたひらのさん。

お母さんのことや長男気質もあって、成人することや自立に対する思いは人一倍強い人。

しょっちゅう仕事の関係者を「大人」と呼んで、負けじと戦ってきた人。

きっと彼にとっての成人=大人ではなくて。

 

いつまでも子供の心を忘れたくないと話すところからも、「大人」はひらのさんにとって川の対岸の領域、渡りたくない場所なんじゃないだろうかと思っていました。

だけど、ついに今後は「新たな成人式」を迎えるような気持ちなのだという。つまりは自分も大人の側に行くつもり、ということなんだよね?

 

ひらのさんのなりたい「大人」は、自分のやることなすことを自分の責任で決める人、そして自分のしたことの責任もまた、全部自分でとる人。その前提の上に、心底自分の人生を楽しんで、人を幸せにしたいということなんだと思います。

 

ジャニーズ事務所では、アイドルが「大人たち」と対等でいられないのは当然なのかもしれない。

ジャニーズJr.として、何者でもない少年が育てられ、アイドルとしてのいろはを教わり、芸能界にデビューさせてもらったという大恩まである。

 

King & Princeという名前やメンバーも、父のような恩師にいわば用意してもらったもの。

 

何より大切にしてきたその場所を離れることについて「新たな成人式」と表現するこの人はやっぱり強くて、自分の人生を自分の力で幸せに生きられる人だと確信しました。

 

これまで運動会を見に行ってた頃は、学校に馴染めてるのかなとか誰と仲いいのかなとか、うまくやっていけるのかしらとか、そういう気持ちがどうしてもあったと思います。(比喩の話です。)

そして今回の節目が「卒業式」となれば、やっぱりまだまだ進路が気になって口出ししたくなってしまうところでした。どこか「いいところ」に行ってほしいと思ってしまうもの。

 

一方、「成人式」を迎える相手に対しては驚くほど干渉する気持ちって湧いてこないものです。

「成人式終わったけど、貴方これからどうするつもりなの?」と言う人って、多分あんまり…いないでしょう?(いるかもしんないね)

 

成人式って、式自体はなんだかとても中途半端な時期で、自立して子どももいるって人もいれば、まだまだ学生で親のすねかじってる人もいる。そんなまぜこぜの集団を年齢でひとまず区切って集めて、内容はよく覚えてないという不思議な式典です。(そんなことなかったらごめん)

式自体には意味はそこまでないものの、成人することの意味はやはり大きくて、急に任される責任は重くなり、社会的な立場も一変します。

 

敬愛してやまないジャニーさんの「子ども」をやめることになった平野紫耀さん。

 

新たな成人式を終えたら、もうあとは自分の責任で、全部自分で選んでいくんだろうな、と思います。

ジャニーズを去ることについて、くわしい経緯や今の気持ちを直接的に教えてもらうことができない状況がつらかったのだけれど。

それを成人式のように思っているというのであれば、なんだかとても腑に落ちたし、きっとこの人は大丈夫だと思った、という話です。

 

まさか好きなアイドルの「成人式」をこれから見守ることになるとは思わなかった。

どこまでもわたしのせせこましい想定やつまらない既成概念をぶち壊す、目が離せない唯一無二の存在です。

 

いずれにせよ平野紫耀さんを、King & Princeを好きになる人生でよかった。

わたしの人生の幅は広がり続けています。

Life goes on.

(おあとがよろしいようで)

 

 

🛹

だれかの誕生日ってこんなに大切なんだっけという話

 

 

平野紫耀さん

26才のお誕生日おめでとうございます💐

 

(お誕生日をお祝いしたい気持ちが、毎年長々としたラブレターになってしまうことをおゆるしください)

 

毎日毎日ありがとう、大好きだよ、元気でいてねと思っていますので、お誕生日だからといってそれ以上になにか特別な言葉を贈ることはできないのだけど。

 

あなたがこの世に生まれてきてくれた日というのはやっぱりどう考えても特別です。

たくさんの人が今日という日を喜んで、お祝いをしています。実質的な祝日です。

せっかくだからまた、わたしからも何か言わせてください。

 

26才か。

ちょっと戸惑いますね。

世界一かっこいい人が、年齢までかっこ良くなって…。(?)

 

そして。

どうしても考えてしまいますね。

来年の誕生日は、どんな風に過ごしているのかと。

わたしも、平野紫耀さんも。

だって今日は「King & Princeの平野紫耀」としては最後のお誕生日なんですもんね?

 

 

 

 

いやほんと、来年どうしてる?

 

 

 

 

 

 

でも、こうやって書いてみると、来年ここでまた答え合わせするのが楽しみになってきているかもしれないことを白状します。

 

 

↑このときは、言霊の力を借りないと立っていられないような心境でこう言ったけども、今はどんどん大丈夫な方向性(とは)を信じる気持ちが強くなっています。

 

だって、平野紫耀さんの(そしてKing & Princeのみんなの)未来が暗いはずなんてないんだから。

 

私には特殊能力とかはないんですが、ちょっと前から、ふとしたときに脳内で

「おれがアイドルやってた時ね…」

って声が聞こえることがあるんですよ。

それは大好きなあの声で。

とっても優しくてまあるくて落ち着いたトーンで。

(怖い話じゃないですよ)

精一杯アイドルとして生きたという話を、懐かしい思い出として教えてくれる日がいつか来るとしか思えないという話です。

 

今わかっていることは、2023年の5月22日をもって、五人のKing & Princeはなくなること。King & Princeは二人になること。

平野さんと神宮寺さんはその日にジャニーズ事務所を退所、岸くんはその日にKing & Princeではなくなって、秋ごろ退所すること。

(改めて書いてみても、やっぱり摩訶可思議すぎる)

 

そのあとのことは全く何もわからないんですよね。

 

くう。

 

できることなら1年後の自分に今すぐ聞きたい!!!

「今みんなどうなってるの?」って。

そして、出来たら安心したい。

 

だけど、逆に「まだなにも知らないことがうらやましいよ…」と未来の自分が言うような事態もなくはないんですよね…(急なネガティブ)

 

すくなくとも、ジャニーズに向けるわたしの気持ちは今以上に冷え込んだものに変わってしまうんだろうね。

 

平野紫耀さんが、ジャニーズでアイドルをしていてくれる幸せって相当に大きかった。

このことには折に触れて感謝してきました。

 

「アイドルという人種がある」と言ったのはジャニーさんですが、アイドルって基本的に人権ないですよね。普通の青春、普通の幸せ、普通の生活、普通の人間関係、普通の結婚…

そういうものと引き換えに、ファンに夢と希望を見せる。魔法をかける。着ぐるみを着て人前に立つのと同じように、求められる姿を、偶像を演じるってことですよね。

 

だからこそ、アイドルのファンでいることって純度100%の幸せだけではなくて。

好きな人の献身と犠牲に懺悔する気持ちが常にぽつんと黒い点を打っています。(わたしはね)

 

そんな風に「わたしみたいなのが、四六時中みつめちゃってごめんね…でもどうしようもなくすきなんだよ…」というぐちゃぐちゃな気持ちを、わかってくれてるとしか思えないタイミングで、何度でも融かしてくれるのが平野紫耀さんでした。

 

なんでも出来るのがジャニーズ。

歌もダンスはもちろん、お芝居もバラエティーも、アクロバットもフライングまで。

なんでもその世界のトップの人たちといきなり肩を並べてちゃんと出来ないといけない。でもそれが自分の思うジャニーズ像だし、そのために頑張る姿をすぐ近くでファンが見守ってくれるのが「アイドルという仕事の幸せな特権」と言ってくれましたね。

あの発表の直前に出た雑誌だったのですが、このインタビューには涙が出るほど救われて、報われた気持ちをもらいました。いまも何度も読み返して大切にしています。

 

あなたはそんな風に言ってくれるけれど。

ジャニーズだから失ったこと、しなくてもいい苦労や悔しかったこと、いっぱいあったと思う。失くしたものの中には、人としてかけがえのないものもあったんじゃないかと思う。

だけどそこには言及せずに「アイドルの特権」と胸を張った心境、プライドに頭が下がります。

 

ファンと言っても、ほんといろんな人がいて。

一方的に見られて理想を押しつけられて、消費されるという感覚は絶対あると思う。

わたしでさえ、目を背けたくなるような言動をしている「ファン」を見かけると、あんな風になるくらいなら…とファンでいることを諦めそうになることがあるもの。

 

でもいつだって平野さんは、そんなことすら達観して内包しているように見えました。

アイドルとファンは鏡のように切っても切り離せないから。

 

でもそれは諦めなんかではなくて。

自分が思い描くかっこよさを目指すことで、従来のアイドル像を令和の時代にきちんとアップデートして、「ジャニタレ」なんて貶められないように、その地位自体を向上させていく人なんだと思っていました。同時に、ファンの民度をも高めていける人だという確信もありました。

 

コンサートを自分にとっても幸せな時間、ごほうびだって言ってくれて、幸せがあればその反対も必ずあるってわかっていて、そのときはいつでも頼ってほしいって言ってくれた人。

会えなくてもいろんな方法で笑顔をわけに行くから、また会えたときはやなこと全部ぶっ飛ばすから、そしてまた迎えにきますと言ってくれた人。

ファンにはこれ以上何かを求めることはない、自分はじゅうぶん幸せだからと言ってくれた人。

 

多分もう、アイドルからほしい言葉のぜんぶをもらっています。デビューからずっと見つめてきて、思っていないことは言わない人だってわかっているつもりです。ぜんぶぜんぶ、ひらのさんがくれた言葉は覚えてるし信じています。

 

ジャニーズを離れる平野紫耀さん。

うーん…

そのことを思うとやっぱりため息が出てしまうけれど。

そしてあなたは「期待に応えられなくてごめんなさい」と言ったけれど。

どうか謝らないでほしい。

これまでに救ってもらったこと、幸せにしてもらったこと、笑顔にしてもらったことは嘘でも幻でもなくて、本当にわたしに起こった奇跡でした。

 

そしてまた懺悔させて下さい。

あなたがアイドルじゃなくなっても。

あなたが進む道をどうかそばで応援させてほしい。

それこそがわたしの幸せにつながると信じることをどうしても諦められそうにありません。

パフォーマンスで、言葉で、こんなにも心を動かされ続ける存在なんて、他には到底見つけられそうにありません。

 

とにかく今日は

お誕生日おめでとう。

 

人生なにがあるかほんとにわからないものですね。

 

それでもまた1年。

26歳の平野紫耀さんに、いつも通り、果てしなく期待しています。

 

いつも本当にありがとう。

長生きしてね。

 

 

 

🎂

King & Princeはスラムダンクの山王戦だという話

先日、THE FIRST SLAM DUNKを見た。

なにを隠そうわたしはSLAM DUNK週刊少年ジャンプでリアタイしていた世代。そしてその影響をわかりやすくモロに受け、中高6年間はバスケ部、試合前に読むバイブルがスラムダンクという、あの当時日本全国どこにでもいた少年少女のひとりなのでした。

SLAM DUNKに関しては、もちろん単行本もいまも全部持っているし、コマ割りから台詞まで全部頭に入ってる。たぶん。

なので原作に忠実な今回の映画では、次のゴールがスパッと入るのか、外れるのか、はたまたコロリと入るか、ボードに当たってから入るのか、そういうのまで全部覚えてた。(そのことにびっくり。若い頃の記憶力ってすごいですね)

 

映画の内容や感想については一旦ここでは横に置いておくことにします。

(ざっくり:めちゃくちゃ懐かしくてやっぱり面白かった)

 

とにかく思い入れのあるスラムダンクの世界に久々にふれて、ハッとなった花道の台詞がありました。

 

「オヤジの栄光時代はいつだよ…

全日本の時か?

オレは今なんだよ!!」ってやつ。

 

(花道が山王戦中に負傷して、監督にベンチに下げられたあと、勝手に選手交代を申し出て試合に戻ろうとした場面にて)

 

これ。

子どもの時はよくわかっていなかったな。

「花道、バスケ初めてまだ4ヶ月なのに、今が人生のピークだなんて、なんで言い切れるんだろ。」って思ってた。

 

でも、どう考えてもそうなんだよ。

湘北みたいな学校にこんなメンバーが揃う偶然は、もうないわけで。ゴリとミッチーは3年で引退しちゃうし、安西先生も具合よくないからいつまで監督できるかわかんないし。

この試合に負けたら「次」はきっとこのチームでは戦えない。

ましてやインターハイの舞台で、考え得る限り1番有名で最強の相手と競り合って、勝てるかもしれないところまで追いつめてる。

 

今このときが、人生のハイライト。

 

その渦中にいながら、そうだとわかる花道は、すごい。

 

たいていの人は、「今が1番いいときだな」なんて自覚できないものじゃない?そして後から振り返って「あんときはよかったなー!」ってなるもの。

 

私、いまだに時々夢にみるもん。バスケやってて、チームメイトの期待を背負って、みんなに応援されて、歓声浴びてたあの頃のこと。インターハイにも行けないような普通のチームだったけど、それでもスタメンでいることに誇りがあったし、あんなにも自分の代わりがいない居場所ってその後は見つけられてない。夢から覚めて、「ああ、あの頃はよかったな」って何度でも思う。

 

話がそれました。

 

そしてやっぱり思ったのはKing & Princeのこと。

そうか、King & Princeはスラムダンクの山王戦なんだ、と思った次第です。

 

2023年5月22日をもって、5人のKing & Princeをもう見られなくなること。

今も全然受け入れられなくて、その発表を受けてからは毎日が本当に苦しい。

答えなんて見つかるはずがないにも関わらず、ふとした瞬間に「なんでこんなことに?」と考えてしまうのがあまりに不毛で、嫌で、もっとKing & Princeを見つめる時にふさわしい気持ちを探しています。

 

そのひとつの解が、今の気持ち。

「今わたしが目にしているのは、山王戦なんだ」というもの。

 

きっと、この先わたしにとってKing & Princeを超えるアイドルは現れない。これは確信です。

思ったよりも一緒にいられる時間が短かった。

ずっと、と言えないのは分かっていたけれど、まだまだその時ではないと思ってた。

 

でも。

山王戦を超える試合はないんだということを思い出そうと思う。

 

仮にあのまま花道がリハビリをやり遂げてコートに戻ってきても、山王戦を共に戦ったあのチームはもうない。そして、山王以上のチームと試合することももうない。

山王戦はただのインターハイの2回戦なんかでなく、「伝説」として語られていく、そういう唯一無二の価値を持つ試合だった。

 

それと同じように、King & Princeも伝説になるんだと思う。

 

もちろんもう少し続いていたら、次のパフォーマンスはもっとすごいものが生まれたかもしれない。

もっと大きな会場で、みんなでもっとすごい光景をみられたのかもしれない。

 

だけどKing & Princeって、すでに奇跡そのものでしょう?

 

「ツキヨミ」の切迫した鬼気迫るパフォーマンスも、「彩り」で表現した5人の連帯感も尊すぎる関係性も、紅白での「ichiban」に込めた全身全霊のメッセージも。

 

どうみたって普通のアイドルが一生かけて出力するカロリーを超えてる。アイドルとして、このクオリティの活動を何十年も続けていけるとは到底思えない。今このときにもてるエネルギーの全てが注がれていて、わたしはいつもその奇跡をみてきた。

 

何より、あの発表を受ける前にはもう戻れないという事実が、皮肉にも今のKing & Princeをいっそう輝かせてる。今だからこそ、こんなにも尊い

 

ありがとう。いつだって1番かっこよくて、最高に愛すべき5人だよ。

そして今もまだそこにいてくれる。

試合は続いてる。

 

お茶の間は、こんなすごい試合が今行われていることを知らない。

全てが終わったあとになって「うそ!こんなすごい試合があったんだ」と知ることになる。

 

その伝説の試合を、現在進行形で目撃しているのが今のわたしたちなんだろう。

試合終了のブザーが鳴るその瞬間まで、応援して、見届けることが出来る。今、わたしはすごいところにいる。

 

でもこれはあくまでファンとしての気持ちの「持ち方」の話。そういう風に考えたいという話。

 

放っておくと湧いてくるネガティブな感情に蓋をすることは出来ない。

けれども最高の試合をいまだ戦い続けている5人に対して、いまわたしが送れる最大の声援はどんなものなんだろうかと、考えていたい。

 

そのときに「これは山王戦」と思うことがひとつの道標になると信じている。

 

「湘北に入ってよかった……」

山王戦の後半残り1分の場面。

まだ勝負もわからないこの時点ですでに石井くん(湘北の一年生)が言うみたいに、

わたしもいつも

「King & Princeを好きになってよかった……」

と思ってるよ。

 

湘北は結果だけみればインターハイ3回戦敗退。

だけど、湘北が成し遂げたことは伝説になる。

山王戦は優勝にも勝る大金星と言っていい。

 

King & Princeはどう?

5周年や10周年を迎えられなくても、国立競技場や海外でコンサートが出来なくても、King & Princeは史上最高のアイドル、奇跡みたいなグループだっていうことをわたしは知ってる。

この試合は、負けなんかでは断じてない。

 

King & Princeを好きになったことは、既にわたしの勲章です。

 

こんな最高のグループに出会えてよかった。

デビューしてくれてありがとう。

 

誰かを呪っても、無力感に立ち尽くしても、時間は無情に流れるだけなので。

 

伝説のゲームの目撃者。

そして、俺たちは強い。

 

なるべくそうやって、5月までの残りの時間を生きられたらいいよね、という話。

 

 

🏀

(たぶん)最初で最後のジャニーズカウコンに行った話



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2022年12月31日の話です。

「紅白とカウコンは家のテレビで見るもの」という家訓の家で育ちました。

晦日とは、何をおいても家族ですごすものという呪縛。

今年はそれをぶっちぎった大晦日でした。そう、わたし的限界突破です。

 

子供の頃からずっとテレビで見てきたジャニーズカウントダウンコンサート。

ジャニーズのファミリークラブに加入したのは社会人になってからという遅咲きのわたし。

もうとっくに大人になっていたけれど、それでもカウコンはわたしには「無理」なステージでした。

晦日に、東京ドームで、年越しのカウントダウンコンサートに行く。年末年始は東京から遠くはなれた地方に帰省するという使命を背負った身には、このハードルはずっと高かった。そのうちいつしか家庭を持って、子どもが生まれて、年末年始はもっとしがらみが増えて。

なんならしがらみだらけなのは大晦日だけじゃなくなってて。

だからきっと、私はカウコンはテレビで見る人間なんだろうと思ってた。

 

でも。

 

どうしてもいま、なんのフィルターも通さずに、この目でKing & Princeを観たかった。

 

いつだって自分たちの言葉で、自分たちの今と未来を伝えてくれてた人たちが、急に黙ってしまった今。自分たちのグループなのに、King & Princeについてなにかを語ることが出来なくなってしまった(んであろう)今。

なにも教えてもらうことができないならせめて、自分の目で、確かめに行きたかった。

 

何を確かめたいのかは、正直わからなかったけれど、このまま5月になってしまう前にとにかく自分ができることをしたかった。なぞの使命感。

わたしにとって、その最後になるかもしれないチャンスが今回のカウコンでした。

 

結果。

それが叶って、本当によかったと思う。

この目で見て、感じた気持ちをきちんと残しておこうと思います。

 

~まずは東京ドームの近くにとったホテルの部屋で見た紅白の話~

 

5人のKing & Princeのラストステージにichiban をオファーしてくださったNHKに深く感謝します。

(ほんとどなたが誰が決めてくださったの?心より、ありがとうございました)

シングルでもない、タイアップもない、オリジナルアルバムのリード曲。世間のパブリックイメージである王道アイドル路線とも毛色がまったく違うこのチャレンジングな一曲に、5人のどんな覚悟が込められてるのか。それを伝えるステージとして、今の日本に紅白以上のものはないでしょう?

 

最高のステージで披露された最高のパフォーマンス。一世一代の気迫というか、全部このステージに置いていくかのような、わたしが初めてみるKing & Princeでした。

ラストレースに臨む超一流アスリートが、オリンピックで、世界新記録で金メダルとったど!

みたいなドラマがありました。

 

仮にKing & Princeの置かれている状況をまったく知らない人がみても、胸に響くような圧巻のステージでした。

本当に奇跡のようなパフォーマンスだった。

 

 

 

ホテルのシングルルームでひとり、小さなテレビでみていましたが、本当にこういう気持ちになりました。心から楽しそうで、5人が5人だけのためにパフォーマンスしているように見えて。

なにより単純にパフォーマンスがかっこいい、それ以外の感情が生まれない時間。

衣裳だって、ichiban の世界観のためだけのもの、King & Princeがアイドルだとかジャニーズだとか、そんなことは二の次で、いつだってこの5人は1番かっこいいパフォーマンスだけを目指してるんだもの…

わたしが大好きなKing & Princeでした。

5人が、取り上げられてしまった「King & Prince」を自分たちの手に取り戻したように見えた。

いつだってそうだけど、この夜は特に世界一かっこよかった。見てくれた人達も、そんなKing & Princeの姿を支持してくれたように感じたのも、また誇らしかった。

幸せで頭のてっぺんから足の先まで満たされるような気持ちだったな。やっぱりYOUたちがNO.1、1番だよ、わたしは間違ってなかった、そんな勇敢な気持ちをもらいました。

 

スタンディングオベーション

 

そして、いよいよホテルを出て、歩いて東京ドームへ向かいます。

(ちなみに、この夜わたしの行動は全部ひとりです)

 

すごいよなぁ。大晦日のよる10時過ぎの文京区の住宅街、だれも人がいません。暗い夜道を歩いて、白山通りにたどり着いてようやく車と人、そしてオタクたちに出会ってホッとしました。

そして冒頭の写真の光景に出会います。

晦日のこんな時間に、東京ドームの前に立っている自分に、確実に興奮していました。ねむくなったらどうしようと心配していましたがぜーんぜん大丈夫。なんならこの1年で1番元気で1番充実した気持ちです。

 

座席は2階の一塁側、全体がよく見渡せて最高です。負け惜しみじゃなくて、この席でよかった。

40才の誕生日に、いい大人が実の父にねだって買ってもらった防振双眼鏡が大活躍。この日はとにかく平野紫耀さんを見る、そう決めていました。

 

23時開演。なおテレビの生中継は23:45~0:45。

テレビの中継まではジャニーズJr.のグループが出てきてそれぞれ3曲ずつ披露してくれます。まわりはありとあらゆるグループのペンライトが光っていて、そういう意味ではみんなここにいる目的はさまざま、一体感はありません。それがぼっち参戦にはとても心地よい。

 

隣の席のお嬢さんはHiHi Jetsがお目当てだったようで、いきなりボルテージが上がってて微笑ましかった。その後もJr.のどのグループが何を唄ったか熱心にメモをとってて。若いっていいね…

 

そしていよいよいつもテレビで見ていた生中継が始まります。カウコンおなじみのジャニーズメドレーが始まると、メンステバクステセンステ外周フロート、あっちやこっちから続々ジャニーズのアイドルが現れます。どうせなら、テレビに映らないところを見たい。スタンバイする姿からみたいじゃないですか。そうすると、今始まった歌とは違う場所でなにかが始まっていないか探さないといけないので、まー、いそがしい!!(とてもたのしい)

 

さっき紅白でゴリゴリのhip hopファッションだった自担ですが、カウコンはなに唄うんだろ?どんな衣裳なんだろ?予測がつかないし、なによりなかなか出てこないまま、Sexy Zone登場。

おおマリウス!5人で歌って踊るSexy Zoneはエモかった。マリウスおっきくて大型犬みたいだな…賢い大型犬だ…ほんとに大きくなったな…さみしいよ…

 

とか考えてたら

「今年ラストは!キングアンドプリーンス!」ってイノッチが言ってますが…?

え?え?どこ??

 

(双眼鏡は視界狭いので大混乱)

 

次の瞬間、

あの声で「君はシンデレラガール My Precious one…」ですよ。

なんかもう、夢かと。

 

東京ドームのメインステージのど真ん中、スクリーンの真ん前に舞い降りた白い天使…もといKing & Princeでした。

 

FIRST(涙)DOMETOUR「Mr.」のオープニングで着用していた白い豪華な衣裳でした。

王道アイドルバージョンのKing & Prince。

 

みんながだいすきなKing & Princeだ…

もうなんならいま1番声に出したい言葉、King & Princeです…

 

ジャニーズファミリーの中、というかデビュー組の中にいる時のKing & Princeはいつも通り控えめで、すぐに5人でぎゅうぎゅうくっつきがちで、平野さんと海ちゃんは並ぶとすぐに顔くっつけて耳元でなんか言い合っています。

 

動いてるKing & Princeだ…

だいすきなKing & Princeだ…

 

必死で双眼鏡を覗いて、必死でだいすきな姿を目に焼き付けます。

 

わあ、わらってる…

(感無量)

 

ほんとにたのしい、しあわせ、だいすき、そんな気持ちしかわいてきませんでした。

 

「コンサートにはみんなが色んな気持ちで集まってきているから、せめてその間だけは全部忘れてたのしい気持ちだけですごしてほしい。そしてまた明日から、それぞれの場所で頑張れる力を持って帰ってほしい。」

King & Princeはいつもそう伝えてくれていました。

 

だから、カウコンでも同じ。

これが最後のカウコンかもしれないとか、もう5人のKing  & Princeがシンデレラガールを唄うところは見られないかもとか、そういう予断をまったく挟む瞬間はないまま、ただただ幸せで笑顔になれる時間でした。

 

そして生中継も終わって最後のあいさつ。

グループごとに今年のコンサートの話やリリースの話、マリウスは最後にファンへ感謝の言葉と、それぞれに進んでいきます。いや、さすがにキンプリはどうするんだろう、紅白では「5人では最後」と言ってたけど…とおそらく会場にいるみんなが思うなか、我らがリーダー岸くんが口を開きます。

 

「これはほんとにボク事になるのですが…」

「モノマネをしてもいいでしょうか?」

 

と。

 

 

皆がなんで?なんで?な中、太一くんが明日東山さんに会うからと言ってスマホを構え、撮影される岸くんにより披露された自称珠玉のモノマネ

「ありがとう、青山劇場」(東山さん)でした。

岸くんここ青山劇場だとおもってたの?ドーム!ドームだよ!ヒャハハ!と騒然となりつつも、さらっと「健康第一で!」と今年の抱負を言って、ありがとうございました~!!!!!と去っていった5人。

東京ドームの五万人みんなが笑顔のまま、だれ一人寂しくなることもモヤモヤすることもなかった。最後まで完璧なアイドルでした。

 

ほんとにすごいなって思った。いつだってこうやって私たちの前にいてくれたんだろうなって思います。そしてこの夜もそうだった。

 

紅白でのパフォーマンス、カウコンでのパフォーマンス。それぞれどっちも、King & Princeがファンに見せたい姿だったんだろうなと伝わりました。

 

好きなアイドルには、自分がやりたいことだけをして、見せたいものだけ見せて欲しい、その上で、出来るだけ長い時間を共に過ごしていたい、それがわたしの願いでした。

 

あの11/4の夜にわたしが見たのは、きっと5人が絶対に見せたくなかった姿です。

それを見てしまったことや、知らされた現実よりなにより、5人がそれを見せなくてはいけなかったことが悲しかった。

そんなことはしてほしくなかったし、ましてやそうしたことを謝るなんて、絶対させたくなかった。

今も無念です。

 

あの日からずっとずっと、その思いにとらわれて、傷ついて、ずっと怒っていました。

 

でも2022年の大晦日にわたしがこの目で見た姿は、ちゃんとKing & Princeが見せたい本来の姿だった。そのことにとても救われました。

 

カウコン、行けてよかった。

 

そして思ったこと。

きっと最後の瞬間まで、5人はいつも通り笑ってみせてくれると思います。それこそが、これまで積み重ねてきたアイドルとしてのプライドなんだと思う。

 

そうであれば私も、行き着くところはいつも同じ。

5人が見せてくれるものを大切に受けとりたい。

 

King & Princeのことを信頼しています。

いつもありがとう。

 

 

 

 

 

 

『すずめの戸締まり』から渡された引導(ネタバレがあります)

🚪

ごきげんよう。私の暦は「あの日」で止まっていて、気づいたときにはなんと2022年の勤労感謝の日です。

「あの日」と言う意味深ワードは、これまでジャニーズアイランドの「あの日」、つまりはジャニーさんが旅立った日を指していました。

 

いま「あの日」と言えばあの日あの時、2022年11月4日の23時です。

 

仕事からスキップして帰ってきて、Mステ(大好きな生放送)観て「彩り」の緩いダンスにキュンをもらい映画ドラえもんに夢をはせ、お風呂を済ませてクロサギ観て、やっぱ連ドラ主題歌は至福の時だよ生きててよかったー!くらいのところからどん底に突き落とされた夜。左手が冷たくてしびれてて一睡もできなかった。

 

軽く振り返ってみてもよく生きてるな。

 

「平野、事務所やめるんだってよ」

(もちろん3人とも、というか5人まとめて愛してるんだよ。でも私はいま平野さんのファンとしての立場に専念しないと人の形を保てないので)

は、きつすぎて、秋。

 

💔

 

はー。

 

なんぼでも泣けてくる。

 

私にとっては2019年の1月27日に並び立つXデーです。その時の懺悔はこちら↓

https://omi-shiru.hatenablog.com/entry/2020/12/11/223822

 

いわば「あの日」の最新作というか、人生で何回もこんな気持ちになってたまるのかよという思いにとらわれ、日常生活に大いに支障をきたしながら2週間と少し過ごしてきました。

 

はー。

なんも言えねえ。

 

💔

 

そして今日は祭日🎌

 

~寒いし雨だし、息子つれて映画でも観にいくか、最近なにやってるっけ、新海誠の最新作やってるじゃん、主役の声の女の子はナイトドクターで岸くんの妹(持病があってすぐ入院しちゃう・彼氏持ちの)だし、ほっくんも出るみたいだし観に行こか。(嗚呼ほっくんはいいよな、ジャニーズにいてくれて、みたいなやさぐれた気持ちを隠し持ちつつ)~

 

という、新海誠監督の熱心なファンの方からしたら不愉快きわまりないであろうモチベーションで映画館に向かいました。(ちなみにわたしは「天気の子」も「君の名は」も観ていません。嘘みたいだろ?)

 

でも、世間って、お茶の間ってこういうことだもんね。

 

私だって四六時中平野紫耀さんのことばっかり考えてるオタクだから、いちいちやれキンプリがテレビに出るよ、とかCD出すよ、とかファンクラブの動画上がったよ、とか雑誌予約しないと、ってなるけど世間はそんなことにアンテナ立ってないわけで。

 

オタクのことと仕事、時々子ども、そのすき間にちょろっと入ってくる情報はほんとにひとつまみなわけで。

 

そんな私のもとにも届いていたのが『すずめの戸締まり』なわけで。

 

(わけでわけで、で、純のこと思い出したらすぐコトー先生の映画のこと思い出しちゃう。予告観たよ。カイぴめちゃいい役もろてた…涙)

 

色んな要素(ちょっとキンプリのあれこれ考えることから離れたい・たまたま予定がない休日・子どもと一緒に見られる映画・話題作への好奇心)が重なって、とにもかくにも『すずめの戸締まり』を観ることになりました。

 

(以下、普通にネタバレがあります)

 

 

 

(ネタバレってわたしはあまり気にしないタイプですが嫌な人は読まない方がいいですよね)

 

 

 

(ネタバレあるけどいい?)

 

 

 

では続けます。

 

なんせこれまで新海誠監督の作品に触れたこともなく、「新海誠監督の最新作」以外にホントになんの前情報もなく行った狼藉ものなので、以下もろもろご容赦ください。

 

(あらすじ)

東日本大震災で家族を亡くした女子高生の初恋の物語なんですね。初恋の相手は日本列島の地下に古来より巣くう災い=「ミミズ」を鎮める「閉じ師」の末裔の大学生・草太。常人の目には見えないみみずが地上の後ろ戸から飛び出して倒れると、大震災になる…ひょんなことから出会った二人は共に旅をしながら力をあわせて戸締まりするというストーリー。

 

なんやかんやあって最後、草太さんが呪いにかけられ、この世ではないところに1人囚われ生け贄にされてしまうのですが、それをなんとか救おうとするすずめ。

 

このすずめがさ…

わたしなのよ…

 

 

なに言ってるの?って思うじゃん?(私は40才子持ち既婚者の団体職員です)

 

でも

  • 初めての恋、好きな人しか見えてません
  • 好きな人がその意思に反して違う世界に行ってしまってもう会えない
  • 家族や友達には説明したってわかってもらえない状況
  • でもどうにかして絶対取り戻したい
  • 取り戻すには大きな力が立ちはだかっていて結構無理そう
  • でももう会えないなんてそれはマジで無理

 

って…

 

まさに今のわたしじゃん?

 

動揺しつつも内心「おいおいすずめちゃん、分かるよ、分かるけど小娘1人にはどうにもできなくない?」って思ってたらすずめちゃんはこう言うんですよ。

 

\ 死ぬことはこわくない!/

\ 草太さんのいない世界がこわい!!/

 

(ニュアンス)

 

って。

 

なんか頭ガーン!で殴られたみたいな衝撃だったんだけど。

 

え、そういうことだよね。

「あの日」からわたしがこんなに涙を流して、寝ても覚めても思い悩んでることの本質って。

 

平野紫耀さんがいない世界がこわい」

ってことなんだーーーーーって。

 

ガーン

 

ガーン

 

ガーン

 

 

すずめちゃんが私だとすると、結構しんどい。

 

すずめちゃんは高2で初恋でいわば熱に浮かされているような状態、周りの大人の言うことなんてなにも聞こえません。ものすごいエネルギーで草太さんのことだけ考えて、命がけで、なんなら自分が身代わりになるという最終兵器まで持ち出して、カミカゼ特攻隊のごとく片道燃料だけ積んでつき進み、見事日本を救い、草太さんも取り戻します。

 

いや、すずめちゃんは新海誠監督の作品のヒロインなのでね…しゅごいね…

 

しかもそんなこんな命がけで取り戻した草太さんとはその日のうちにいったんバイバイして、宮崎のおうちに帰って日常をちゃーんとやり直すんですよ。すごくない?あんな体験しといて受験勉強とか今さらやる気起きなくない?

 

話がそれましたし、前提としてすごく面白かったしものすごいパワーに圧倒された作品でした。

 

一度は生きるのをあきらめたかと思わせた草太さんが、ホントはもっと生きたかったと思っていたところとか、おそらく津波にのまれたとわかっていながら、お母さんも自分を探して心配してると泣きじゃくる4歳のすずめちゃんとか、泣くじゃんね。みんな生きてるのってすごいことだね…俺も生きるよ…

 

 

近頃、自分がいるところはどん底、と思っていました。

 

King & Princeというこの世の宝を失うことへのひどい喪失感、それを世間とも事務所ともシェア出来ないもどかしさ。こんなことがあっていいのか、と嘆いて、毎日とてもよくない怨憎の念にとらわれていました。

 

ただ、すずめちゃんがわたしなのであれば、わたしがいるところはどん底ではなく、思春期です。

 

すきな人がいる世界か、いない世界か、あまりに個人的で主観的なものさしで人生に線を引いている。

 

周りからみたらちょっと滑稽で、一時的な気の迷いに右往左往している、いわば誰もがかかる一過性の病にかかった患者です。

 

本人にしてみたら、好きな人のいない世界は生きるに値しない。そう思うエネルギーこそが、この作品を動かしていました。きっとそれは、初恋に出会った少女だけに起こせる奇跡です。

 

わたしはもう少女ではなくて。

でもきっと、初恋と同じ気持ちをもらっていました。

 

それが、初恋が、破れた。

 

『すずめの戸締まり』とは全く違うストーリーが、なんの奇跡も起きそうにないこの日常が、いまわたしが生きなくてはいけない場所です。

 

大人ぶって、「どうしようもないよ」なんて考えてみたって無理だもん。これは初恋なんだから。

40才には堪える病ですね。

 

(もっと楽しい話をしたかった…)

 

🚪