夢のような1日

アイドルを好きになって「夢のような1日」ってこういうことかと知りました。ツイッターやってます→@yareba_owaru

3才になったキンプリちゃんへ

✨King & Prince デビュー3周年おめでとうございます!✨

この佳き日に、ますます美しく、存在感を増す一方のKing & Princeのファンでいられて幸せです。毎日毎日、幸せをありがとう。youたちいつも最高にかっこいいよ。

 

デビュー3周年の記念日にあわせリリースとなった「Magic Touch / Beating Hearts」について。

 

連日のTVでのパフォーマンス、すばらしかった。毎度テレビの前に鎮座し息をつめ、見つめては、終わった途端に立ち上がってうなずきながら拍手を送っています。

なぜだろう、どうしたってファンというよりはテニスのコーチのような、卓球の監督のような、そういうリアクションになってしまいます。仏頂面サングラス腕組み系。

 

ファンとしては、盲目的に「かっこいいー!キャー!」っとなっていればよいのでしょうが…なんでかそうならない。もちろん鼻血でそうなくらい、いつだってかっこいいと思っています。

 

今回の新曲は「ティアラのために」というよりは「King & PrinceがKing & Princeのために」いろんなものと戦って、外の世界に挑戦している、と感じるので。

 

つい、「いいぞいいぞ!行ける行ける!よしよしよし!ヨーシ!!決まった~!!」っという心境になってしまうのです。

 

冷静に考えて、ジャニーズのアイドルなのに、タイアップなし、大した特典もなし、配信なしCDのみであんな本格的なヒップホップて…

事務所もよくGO出したよね。

それでもセールス的に成立すると担保されているから、平たく言えばKing & Princeの実力に対する信頼が一定程度あるからですよね。

 

「youは自分で考えてやりたいことをやればそれが正解」という恩師の金言。

平野紫耀さんが、ほんとに純粋なところでその言葉を信じて、周りの大人を納得させて、形にしたのが今回の新曲なんだということがビシバシ伝わってきます。

 

「こういうこともできるんですよということを見せたい」とサラッと言っていたけれど。

 

言われたことをこなすだけではなくて、アイドルとして求められていることをふまえた上で、自分からも提示できるのがKing & Princeの強みなんだと、改めて感服しました。

かっけぇ。

 

そしてデビュー三周年の朝、目覚めたら世界がひっくり返っていましたね。

 

SNS解禁。

(ガラパゴス諸島で長年飼い慣らされてきたジャニオタにとってはパンドラの箱じゃん?)

 

これについては、うん、腹をくくるしかないな、と思います。だってそういう時代だもの。CD出して、テレビの歌番組に出て、コンサートやって、というパッケージだけで生き残っていける時代じゃないもの。

実際問題わたしもテレビはほとんど見ないし、CDだってキンプリちゃんのしか買わないもの。もっともっと、King & Princeのこと、広く知ってもらいたいもの。こんなに素晴らしいグループなんだから。

 

現にYouTubeのコメント欄、世界中から待ってたよー!的なコメント来ててうれしかった。よかったなーって純粋に思いました。

 

SNSは、目新しい武器、King & Princeとティアラをつなぐ大切なツールになるでしょうとも!昭和生まれ、頑張って使いこなしたいと思います。やるしかないのよ。日々勉強ですよ。

 

で!で!それはいいとして!

内心あたふたしてるけどいいこととして!!

 

あえてこの記念日に記しておきたいことは、やっぱりKing & Princeだけが持ってる武器のこと、見失って欲しくないもののことです。

 

以下、「Magic Touch / Beating Hearts」の数少ない購入特典である期間限定オリジナル動画をみて感動した話です。

(死ぬほど長くなってしまいました)

 

この20分ちょっとの動画、Magic TouchのMVメイキングが収められているわけですが、ほんとにほんとにほんとにほんとにいいグループだなぁと夜な夜な眠る前に考えてしまいます。

 

長時間にわたる撮影(早朝から、もうすぐ夜明けの深夜まで)という極限状態にあっても、5人でいられることを心からよろこんで楽しんでいるのが伝わってきます。

 

一番好きな場面は、岸髙橋神宮寺平野の四人が床に並んで腰を下ろすうち、足でなぜか四角形を形づくりはじめ、「もう一人いたら星型になるんじゃない?」と言い出すくだり。

 

そもそも、なんで四人で四角を作り始めたの?こどもの遊び心、宿しすぎじゃない?

ずっとそのままでいてね…

 

そして私が衝撃を受けた神宮寺勇太さんの決め台詞(?)

「れん!やってるよ!みんなで!」

です。

これほんとに感動しちゃったの私。

 

こんなに明るく仲間を誘うことができる人が現実にいるの?って。

 

少なくとも自分には、こんなにあっけらかんと当然のように、かつ快活に明確に、断られる怖さをまったく見せずに、何かに誰かを誘えた経験はありません。

 

それに対して、別のところで過ごしていた永瀬廉さんはだるそうに応じつつも、これまた息を吸うように輪に加わってきて

「これ、星?」

って…!言うんですよね。

 

何やってんの?とかないんだね…受け入れ力すごくない?

 

そして5人で星を作って、横たわる。

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ただそれだけのシーンです。

 

ほんとになんで星を作ったのかは、この子たちの独特の世界観なので、理解し尽くすことは無理なのですが。(そのソウルの透明度もすごい!)

 

ここにあるグループの関係性、そもそも見えてくるメンバー達の人間性、ほんとに素晴らしいです。憧れてやまないです。

こういうところが、King & Princeの醍醐味なのです。

 

ちょっとネクラにしかわからないかもしれないのですが。

わたしは「みんなでやってるよー!おいでー!」って誘ってもらえないし、ましてや誘えない人生でした。

とにかく断られるのが怖いし、人の顔色読んで、空気の読み方間違えないように、毎日綱渡りしてるみたいな子どもでした。

今だってそうかもしれない。

人に嫌われるのがこわいし、必要以上に人の機嫌をうかがって、道化を演じてしまうところがある。

毎日、ひとりになるとハァ…!って、でっかいため息をついてます。

 

でもKing & Princeをみていると、ありのままの自分でいられる場所を見つけた人たちなんだなぁと思います。

単純にとーってもうらやましい。

憧れそのものです。

 

その一方で、あの子達がどうしてその場所にいられるのかも、よーくわかります。

ただのラッキーボーイズなんかではない。その場所を自分達で築いて、守っている。

 

King & Princeのみんなは、それぞれがめちゃくちゃ努力して、自分しか味方がいない世界で、人のせいにできないところの準備は、全部自分でやって来てる。きっといろんな妬みとか挫折とかも全部ひとりで飲み下してきてる。

だから前提として、自分を信じることができる人たちなんだと思う。強い。

 

だからこそ、自分と同じようにメンバーのことも信じられる。

嫌われる、排除される、優劣をつけられる、そんなネガティブな恐れを感じる可能性すら存在しないほどに信じあっているのが、King & Princeなんだと感じます。

 

和気あいあいの談笑の場面にも、他からは簡単には入り込めない絆が見えちゃう。

 

たとえば岸優太さんと平野紫耀さんがフリの確認をしあう場面。練習して練習して撮影本番当日を迎えている岸くんが、休憩中にもずーっと確認しているところなんだと思われ。それに紫耀くんが加わり、二人で立ち上がって取り組む姿。

 

これを見て「King & Princeのメンバーとして並び立つためには、不断の努力が欠かせないんだろうなぁ」と感じました。

そして同時にそのための努力を、自然とできる人たちが集まったんだろうなぁとも。

 

ぜんぜん当たり前じゃないレベルの努力とか忍耐強さとか、そもそもの容姿とか才能とか、それを当たり前に求められて続けて、応え続けてる。

 

そして何よりお互いへの信頼とリスペクトがあるから、ぜーったい相手をおとしたり否定したりしない。素晴らしいなぁいいなぁといつも思います。

 

またまた個人的な生い立ちの話をすると、わたしは「いじる、けなすを愛情表現とする文化」の家庭で育ったんですよ。

人の親になってひしひしと感じますが、これは、よくない。自分のことを好きになれません。人の良いところより、嫌なところが先に目に入ってしまいます。

 

King & Princeと出逢って、ホントに素晴らしいなぁと思ったのがこの子たちのコミュニケーションの取り方。

「相手の良いところを常に伝えて、伝えられた人はありがたく受けとる」「できないことをけなさない」「できたことを正当に評価する」

 

この人との関わり方は、見ている人も含めて、とっても人を幸せにすると教えてもらいました。

 

すごいです。

まさか私もアラフォー、二児の母になってから、生き方を誰かに(ましてや一回り以上年下のアイドルに)教わるとは思いませんでした。

 

キンプリちゃんは多くの人の生活を明るく彩る本物のアイドルスターです。

日々、ネクラなアラフォーの心も救っています。

 

デビュー三周年、ほんとうにおめでとう。

いつもありがとう。

どんどん大きくなって行っても、ずっと変わらず応援させてください。