世の中は未曾有のコロナ禍、緊急事態宣言真っ只中。なのに東京オリンピック2020とはさてはて。
真夏にマスクも二年目ですね。
まだまだ気持ちの置場所が定まりません。
そんな中に差す一筋の光。
King & Prince3枚目のオリジナルアルバム『Re:Sense』です。
フルタイムお母さん、自由時間がほぼ認められていません。ライフスタイル上、平日に魂が自由になるのは通勤の行き帰りのみなので、アルバム曲たちもようやく体に馴染んできた感じの今日この頃です。
新譜はアイドルからのいちばんのプレゼントだと思っているので、一曲ずつありがたく噛みしめて、今の想いの丈を書き残しておきたいと思います。
ええ、めちゃくちゃ遅ればせながら。
(毎度のことながらすごく長いです)
~✴️~✴️~✴️~✨~✨~✨~
1 僕らのGreat Journey
キーンコーンカーンコーン!
好きなアイドルグループによる青春ロードムービー、嫌いな訳がないんですよ。
一曲丸々修学旅行、どっか一緒にお出かけした記憶を提供してくれる曲。
♪ドラマティックな風に吹かれ~
あたりの切なさが、帰りたくないな、とかこの時間がすぎてほしくないな、みたいな気持ちまで再現してくれて、実にキュンとなる。
とりあえず5人いつまでも仲良しでいてね。
2 ユメラブ(You,Me,Love)
ジャッニーーーーーズ!!
(そしてよぎるゆめタウン…ばあちゃんちの近所にある)
二曲目これなんだね。
はじめて聞いたとき「あ、ちゃんとアイドルやってくれるんだ!」ってうれしくなった。
誰がなんて言おうとだいすきだよJ-POP☆
(ムスメはラプパトリーナの曲に似てる!と言ってました)
結局こういう曲を歌うアイドルに目尻を下げたいからジャニーズさんと付き合ってるんです。
初手からしょうれんのハモがエモすぎて、どうにかして歌ってるとこ見たいんですが、なんとかなりませんか偉い人。
3bubbles&troubles
めっちゃおしゃれに背中おしてくれるじゃんという曲。コンサートではゆるく踊ったりするのかな?そんなの恋じゃん…
たぶんずっと一緒に出勤する曲ですこれ。
岸くんが言ってくれたみたいに、日常をともにする。そういう曲。
4Magic Touch
なんのタイアップもなかったんだよなぁ。
不思議なシングルだったなぁ。
セールス的なことを言われちゃうのかもだけど、個人的には好きな人たちがとにかくやりたいことをやって見せてくれたことが嬉しかったし、なにより「めちゃくちゃかっこよくない?俺たちのKing & Prince」という気持ち。
やりたいことをやるために、大人と戦ってくれてありがとう。やりたいことだけやっていってほしい。私はずっと好きでいますので。
5 Lost in Love
れんかいfeat.きしとか言われてたけど、岸くんはきちんと芝居入れればどんな役だってエモだって、なんでもできるの知ってるよ。
ただうかつにアドリブしないほうがいいんだよね☺️根っからの表現体だから。
んで海ちゃんはこのところマジでかっこよくなってきてホントにあせる。末恐ろしい。
なお永瀬廉の(ずっと、愛してる)は致死量でしょう。重く受け止めました。
6 サマーデイズ
いぇいイェーイ!やっぱ神宮寺は太陽だな🌞ビバネアカ!ネアカ!憧れちゃう🌴
タオル振り回そうシェイケシェイケ~
(なんでグッズにタオルないの?あかんよ?)
夏はコンサートの季節でしょ!
若いオタクは全国津々浦々好きな男の子を追って旅して、とにかく多ステして、全国のビジホに定宿もたないとダメでしょ!
(コロナのばかー!)
夏ってそういうもんですよ。モラルとかマナーとか一旦置いといて、オタクは自担と全国とびまわる夏のために生きてるんだっつー思いになりました。ほら人生一回きりですし🍣
(呼び覚まされる若気の至り///)
7 幸せがよく似合う人
最初、え?アンミカ?って思ってしまってごめん…(ラブ&ピース&スマイル&ジョイ)
「おいおい、Youたちこそ幸せでいてくれないとこまるよ~」と思って聴いてます。
コンサートで、ティアラからもキンプリちゃん指差してお互いに歌いあいたいよね🎤
\ きーみはー しあーわせがー よくにあうーひとー!! //
ほんとコロナ滅びてはよ(泣)
8 Beating Hearts
今思っても、なんであんなに微妙なMVだったんだろ…(毒)ついでに言うとCDの特典映像はそろそろBlu-rayにしてほしい…切実。
謎のふえるくんMVにはよい印象ないけど、最後の平野紫耀さんの♪愛の精度上げて~はありがとうございます。
平野紫耀と「愛」の親和性すごいですよね。若いのに、どっしりした説得力と温度がある「愛」を見せてくれる稀有な才能。日本人離れしとる。すき。
9 koiは優しくない
わ、私のスマホ「koi」って打つと変換にkoi-wazuraiでた。すごくない?
タイトルから思い浮かんだのは神宮寺プロ。本来であれば残酷な実らぬ恋をしているオタクに、常に優しい嘘で夢を見せてくれてるからかな。(イメージ)
そしてサビがユニゾンだー!五人のユニゾンすきです。
一人にしか優しくできないのが、けっきょく残酷なのが、恋の結末だよね。わかってますけど、わきまえてますけど、それでも日々幸せです。恋する毎日プライスレス。
10 フィジャディバ グラビボ ブラジポテト
最初の王子たちのささやき、完全にディズニーで!耳だけディズニーランドで!わくわくする~!!
♪幼馴染み、みんな王子~
って現実問題そうなのすごいよねジャニーズって。
わたし的ハイライトは
『はい。グミ食べる人ー』『はーい(四人)』のくだり。
海ちゃんのハ~イ♡かわいすぎて涙でる。他の子らもだるそうにハーイ言っててもさ、結局グミ食べるんだもん。
グミは大人は食べないのよ。グミ、子どもんときはあんなに好きだったのに、いま全然いらないもん。でもキンプリちゃんたちは、グミ食べるんだよねまだまだ涙。
そんなことを毎回飽きずに考えてしまうのがここなんだよね。ヒャダインさんすごい。
「皆さんインコでよろしく」は神宮寺こういうところあるよね?だし、平野さんの「準備はいい?」(突然の甘さ)も中毒性がある…
ジャニーズの歴史上あおぐソングってありそうでなかったのでは?あったのかね。確かにみんなうちわあるんだからあおいだっていいよねぇ。ヒャダインさんすごい。(2回目)
11 ツッパリ魂
歌謡曲はまりすぎるのよ平野さんは。
ほぼ明菜やん。神宮寺はフミヤやん。
若い子たちにとったらメロメロだのバリバリだの、一周回って新鮮なんだろね。こちとらぜんぜん現役です。
とりあえず紫耀サンは短ラン一択でお願いしますという気持ち。
てかユニット分け、グーパーて。そんな安易に決めて、うっかりしょうれんが成立しちゃってたらどうしてくれたんだろ。責任とれんの?
12 Body Paint
こういうのもだいぶ免疫ついてきたよねティアラ。あの、どうでもいいんだけどコーラスに若いころの篠原涼子いません?もう、そうとしか思えない耳😂
遠くでフェンス叩くみたいな打ち込み音しますけど、90年代を感じて非常におちつきます。全体的に不穏だけど全然さわやかに聞けるのはキンプリちゃんならでは。
(小声)最初の岸くんのピンクのとこは何回聞いてもわたしの中の小学生男児が喜んでしまう…懺悔…ごめんてば。
13 Dance to the music
これまた、テンポもコーラスもおちつく。
コーラスにそれぞれのソロをはさむスタイルも大人っぽいし馴染んでる。こなれ感~✌️
この曲に限らずですが、ちょいちょい平野さんの歌声に往年のzooを感じてしまうのは私だけでしょうか。とにかく情報が古くてすみません。80年代昭和生まれの矜持(キリッ
とりあえず、\フーッ!/って言いたいよねラスト。平成って最高だったよな。
14 I promise
あのコートの衣裳で歌番組通したのよかったなー紅白もよかったなー冬に帰りたくなるな。目がしみる寒さでドリボ観に行った思い出とか、あの頃いわちのことを色々考えてたのとか、色々蘇ってきてもはや懐かしい。
太陽にも流星にも真似できないよほんと最高の美だったMVの思い出。平野さんのセンター分けは心臓に悪い。
ちなみにこのシングル、カップリングぜんぶよかったけどLittle Christmas だいすき。ミドルテンポがとっても気持ちよい。そしてzooみがある平野さんの歌声…(まだ言ってる)
15 花束
きちんとまとまったフレーズを一人一人に歌わせてくれてるから、日本語がよく伝わってきて歌詞がよく聴こえてしみる。5人の声をじっくり味わえてうれしい。
サビまでふくめて、ソロのリレーで5人が5人ともそれぞれきちんと聴かせる力があるのすごい。そこからのユニゾンの説得力がきちんとある。
余談:ラストの壮大な展開に嵐のコンサートを思い出しました。
(松本さん好きそうだよね?なんなら演出までちょっと浮かんだわ)
16 Namae Oshiete
レコーディングしたの2年前なんだよねえ。前作には同じ時期にアメリカで録音した『Bounce』だけ収録して、この曲は寝かせた判断。2年前、どこまで見えてたんだろう?コロナ禍がなかったら、一気に海外志向に舵を切れていたんだろうか。
今後また改めてアメリカへ、となるのかどうかは未知だけど、どうか賢くてアイディアのある大人に導いてもらえますようにと願っています。
わたし、この曲大好きなんです。
この曲で再確認したこと。
King & Princeって、Sexyをジョークにしないところがいいなぁって思うのです。
照れたりごまかしたりしないで「セクシーは美徳」と提示できるアイドルであるところ。それって、圧倒的なビジュアルとパフォーマンスの力を兼ね備えてはじめて説得力をもって表現できることだと思います。あとやっぱりこの子達、内面が成熟してる。
ここ最近のKing & Prince、パフォーマンスで周囲を黙らせててほんとに痛快です。ダンスだけでもずっと見ていられるし、痛々しくなくて、完成度が高いセクシーさがある。
見えないところで汗をかいた人にしか実現しない上質なパフォーマンスを見せてくれてる。大人の鑑賞に耐えうる、ショービジネスを体現するグループになってると思う。
オタクだけの宝箱に閉じ込めてちゃもったいないよね。パフォーマンスで自分達の世界を広げていく姿が最高にかっこいいです。
17 Dear My Tiara
最後の曲はアイドルとしての自覚を見せてくれる曲。アイドルは、オタクと呼ばれるファンがいてこそというメッセージを伝えてくれます。
こちらこそ、ちゃんと君たちを照らす光(もしくは星々)になれていますか?君たちを見つめる視線がパワーになれていますか?
オタクの自戒SONGやこれは。
このアルバムの一曲目でヤーヤー言ってた男の子たちが、手の届かない星座になったような気持ちです。アイドルってこうでないと。
いつまでもキラキラ光って、輝きを届けてね。できたらなるべく長くその姿を見せてね。そして、お互いに豊かな人生を送ろうね。
King & Princeとティアラの関係はまだまだ混沌としていてこれからだけれども。
わたしは純粋にKing & Princeをすきっていう気持ちを、きれいな形でやりとりしていきたいなぁと思っています。支えてもらってる分以上に、King & Princeを支えていきたい。
…と思って終わるアルバムでした。
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(おわりに)
略称ポテトの作者ヒャダインさんが、先日朝日新聞に「オリンピックはコロナ禍に苦しむ国民の鎮痛剤」という意見を出していました。
それを読んでいてちょっとドキッとしたのです。「アイドルも鎮痛剤になることがあるなぁ」と思ったから。
一方でわたしは、アイドルを鎮痛剤にしてはいけないと肝に銘じています。
生活も人生も、最後は自分で踏ん張らないといけない。鎮痛剤に頼ってばかりいても、もとを断たない限り、痛みに終わりはないから。そう覚悟してオタクをやっています。
アルバムやコンサートは私たちとアイドルをつなぐ大切な媒体です。でも、それを鎮痛剤にしたり、ひいては生きがいなんていう言葉を使って依存するのではなく、あくまでごほうびのデザート、心の栄養にしていたいなあと思うのです。
物足りない人生のマイナスを埋める存在ではなくて、自分の人生をより豊かにする+αの存在として、アイドルに恋していたい。
コロナは人の心持ちを試すようだと感じる毎日のなかで、大好きな人たちの音楽に支えられています。
小難しいこと考えずに、早くみんなでパーッとバカやりたいね(本音)