(以下、重めのラブレター)
平野紫耀さんへ
25才のお誕生日おめでとうございます。
平野紫耀(25)の世界、どきどきします。
平野紫耀(24)の時には感じなかったこのどきどきの正体はなんなのでしょうね。
四捨五入というやつでしょうか。
いつも早く大人になりたがっているように見えた貴方が、いよいよ本当に大人になろうとしているまぶしさのせいでしょうか。
好きな人が大人の男性になっていくのをリアルタイムでみるというのは人生で初めての経験です。
どんどん綺麗になって、ますます頼もしくなる貴方を見ていると、この気持ちが一体どこまで膨らんでいくのだろうかと自分でも始末におえません。
自分自身はとうの昔に大人になっていることを思い出して、勝手にとてつもない疎外感に悩むこともありますが、総じてみると今のわたしはとても幸せです。
貴方のことをすきだと言えることは、毎日をとても楽しいものにしてくれています。ありがとう。
貴方をすきになってから、自分のこともすきになれることが増えました。貴方が見せてくれる勇気が、わたしにも伝わってきていつも大きな力をくれます。ありがとう。
まさか、一回り以上年下の男の子にこんな風に人生を支えてもらえるとは。出会えたことに感謝しきりです。
さて。
今は空前の「推し活」ブームですね。(急にどうしたの?)
世の人はこぞって自分なりの「推し」を探して、それぞれのスタイルで推しています。それがレジャーであり、ホビーであり、生きがいであるという声も世に広く認知されつつあります。
誰かを応援するという気持ちが暮らしを豊かにすること、それはまちがいないでしょう。わかります。
わたしもはたから見たら立派に「推している人」なのかもしれません。
けれどわたしが貴方に抱く感情は「推し活」という語彙の範疇では、うまく表せるとは思えません。貴方に向ける気持ちはそんな風に能動的にコントロールできるものではありません。いつもこの気持ちをもてあまして、振り回されて、否応なく自分に向き合うことになってもがいています。
何よりわたしは貴方を「推し」ていません。
ただただ、わたしは貴方に魅了されて、貴方から目が離せないまま立ちすくんでいるだけです。
貴方のことが圧倒的に、絶望的なくらい一方的に、すきです。貴方をすきであることをいっそやめてしまえたらどんなに楽かと思う日があるくらい、すきです。
わたしなんぞが推さなくたって、貴方はおしもおされもされない稀代のスーパースターです。ヒロムが世界に遺した大いなる遺産です。人類の至宝であり、希望です。
何万光年も離れた地上から、そのまたたきを見上げているところがわたしの現在地です。
夜空を指差して「あの星はわたしのものだ」と主張する人が愚かなように、貴方についてわたしが何かを求めたり、意見したり、ましてや独り占めしようとすることにはなんの意味もありません。
貴方に思うことはいつも同じです。
「そこでいつも光ってくれていてありがとう。一番きれいで、一番だいすきです。あなたの光はわたしの勇気の源です。ありがとう。できることなら、いつまでもわたしから見えるところで光っていてほしい。」
お誕生日おめでとう。
今日という日はもちろんのこと、毎日が貴方にとってたのしく、幸せで心地よいものでありますように。貴方の選ぶ道が、貴方の行くべき道です。かしこく早熟な貴方が、どうか自分のことをひとりぼっちだと思わないことだけを祈っています。King & Princeでいてくれてありがとう。
その姿が見える限り、応援させてください。
いつもいつもありがとう。
大好きな人へ。
2022.1.29