夢のような1日

アイドルを好きになって「夢のような1日」ってこういうことかと知りました。ツイッターやってます→@yareba_owaru

夏休みの宿題『 Made in 』とわたし

遅ればせながらですがKing & Prince 4th アルバム『Made in』発売おめでとうございます✨🎊

梅雨が短すぎていきなり暑かったり、梅雨明けたって言ったとたん毎日雨だったり、コロナはまさかまさかの第7波だったり、そんな2022年の夏です。なお、コロナのビッグウェーブはいよいよ我が家にも…絶賛自宅待機の身(自分は元気)です。

我らがKing & Princeは満四才を迎え、なんでしょう、最近すっかりお兄さんというか、もうすぐ5歳児・年長サンの自覚というか...単独ドームツアーまで成功させ、もうなにも言うことはありません!YOUたちが世界でいちばんかっこいいよ。(n回目)

とにもかくにもNEW ALBUMが出たとなれば、ライナーノーツ的にいまの気持ちを残しておきたい。自己満足の極みなのですが、勝手に自分に課した夏休みの宿題をここに提出します。

近ごろ自分の仕事に加えて休日も息子の受験、娘の習い事対応で身動きとれず、アリーナツアーはチケットとれず(涙)韻を踏んでみたところでモヤモヤは晴れませんが、オタクはちょっとした尊さを無限のパワーに変換できるので!
元気にあかるくお茶の間ファン、がんばります!

ではでは「Made in」ライナーノーツ風所感行ってみよう。
(例のごとくしぬほど長いYo🤟)


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1 ichiban
相変わらず中年の目には倍速動画見てるようにしか見えない動きを見せてくれるKing & Prince
ピタゴラスイッチで言うところの「できませんできません人間にはそんなことできません」が出来ちゃう5人。どんどん進化していくダンス、きっとわたし、King & Princeのことを好きじゃなかったら、こんなダンスに触れる機会すらもなかった。世の中にはもっとすごいダンス、もっとすごいhip hop(とは)があるんだろうけど、私にとってはあんたらが大将、No.1でいちばんだよ…と思い知らされるわけです。

そしてこの曲を聞くときに生まれる感情に「好きなアイドルがやりたいことをやって見せてくれるのが何よりうれしい!僥倖!」というのがあって。
わたし、BTSのことは全然わからないんだけど、ちょっと前に活動休止のニュースが出たとき「アイドルの仕事は自分を成熟させてくれない」というニュアンスのコメントを見まして。心底どきー!っとしたのです。それ、いつも私がいちばん恐れていることだから。

アイドルと私たちはドライに言ってしまえばもちろん需要と供給の関係性で。アイドルをこちらがひたすら一方的に消費する関係が続けば、それは近いうちに終わりがきてしまう。「ファンのために」と献身的に寄り添ってくれようとするのは嬉しいけれど、それだけではきっと長くいっしょにいられない。わたしは欲張りなので、すきなアイドルとは1日でも長く人生を共にしたいと思う。重。

そのために、すきなアイドルにはいつだって自分のやりたいことだけやっていてほしい。究極ファンの存在は、彼らが進みたい道、実現させたい人生の目標にたまたま着いてきた結果であればいいと思ってる。イメージとしては無言でぞろぞろ着いてくる最終日・最終ホールのゴルフのギャラリーでお願いしたい。
ファンがこれやったら喜ぶかな?なんて答え合わせはしなくていいから、とにかく自分が行きたい道を行って欲しい。それを見せてもらえることこそが幸せなんだよって、どうしたらもっと伝えられるんだろうね。

わたしが好きなアイドルは「出来ることなら自分が分裂してみんなの家に行きたい」なんてことを言ってくれる人。そうやっていつか、鶴の恩返しみたいに綺麗な織物と思い出だけ置いていなくなりませんように。
どうかアイドルとしてだけでなく、まずは一人の人として幸せでいてね。

そんなことを常々思っているわたしにとって、ichiban は「いいぞもっとやれ」以外の何者でもない。最高。1番。

2 Last Train
若者の文化を海ちゃんを通じて学ぶシリーズ。今回はKroiさん編。今の若い人ってこういう音楽が好きなんだねって教えてもらえて純粋にうれしいし、若返るよね。
(言っててすこし悲しくもなるが)
思えばAwesome City Clubクリープハイプも、もっと言えば鬼滅の刃あいみょんすらも、King & Princeから教えてもらったんだよ私。でもキンプリちゃんが好きな音楽、ちゃかちゃかしてなくてほっとします。

そもそもキンプリちゃんて自分たちはもうCDなんて買わない世代なんだろうに、CD発売するのってどんな気持ちなんだろうね。

こないだKREVAさん好きな美容師さんにichiban でお世話になったお礼(?)をかねてMade inの初回盤Aをプレゼントしたんですが、あとから聞いたらCDもDVDも再生する機械が家にないんだって(爆)
だから実家に帰らないと聴けないし観られないって。なんだかジャニオタの基準で押しつけてしまって申し訳無かったな…反省…そういう時代だよな…。
私かて、キンプリ以外CD買わないもんね。こないだ明治座氷川きよしのCD買ったけど。きよしのCD、楽譜ついてるし歌詞カードの字がキンプリの30倍くらい大きいし色んなキーのカラオケついてたり、それはそれでカルチャーショックを受けましたヨ。(なんの話?)

3 踊るように人生を。
なんといっても受付のジョーの第一話、ラストでこの曲(神宮寺のソロ)がかかった時、感慨深かったよね。
神宮寺の演技って、滑舌が良すぎてめちゃくちゃ台詞が聞き取りやすい分、ていねいな音読を聞いてるのと紙一重、みたいなとこあるんだけども、わたしは大好きです。
他の人には絶対出せない唯一無二の清潔感と、そんなやつ現実にはいないだろと思わせない説得力が両立してる。稀有な才能。舞台もぜひまたやろう。

しっかしこの曲のPVの頃の平野紫耀さん、すわロン毛のトレンド再興か?と新たな可能性を感じさせてくれてわたしはとっても好きでした!少数派なんでしょうが、わたしはまた伸ばしてほしい派。大人っぽくてよかったよねぇ。

ロン毛は顔がいい人間にしか許されない残酷なスタイル…選ばれし人には選ばれし髪型をしていてほしい…(その前にロン毛って言葉、令和にまだ生きてる?)
それにつけても、髪型や髪の毛の色の変遷がエンターテイメントになっちゃうなんて正真正銘のスターですよね。
ドームツアーMR.初日、バッサリ切って金髪になって現れたお姿を見て、福岡ドームがほんとに揺れましたから。体感震度3。
まあ、なにしたってかっこいいんだけども。最近の襟足ヤンチャキッズ風ブロンドも最高じゃん。すき。

4 My Fair Lady
(ここまで全然曲自体の感想を述べてないことに気づき始めてる)
アイドルソングはアイドルにしか歌えないから、ほんとに伝統芸能だから。King & Princeはジャニーズのグループのなかでも声がやさしくて丸い。この調子で正々堂々Jポップの牙城を守っていってほしい。
なんせ「恋は止められないよもう止まらないよベイビー」ですよ!はー!しあわせ!
キラキラアイドルソングって浴びるだけで寿命延びますので、今後も積極的に摂取していきます。

5 僕の好きな人
平野紫耀さんの実体験ソングなんでしたっけ?(違うのね?)
「かわいい曲だよ!設定は高2!」なんて言ってたけど、高2の平野紫耀の色気は人の道を踏み外しそうなヤバさだから世の人々は検索してみてほしい…
前から思ってたんだけどひらのさん、すぐ恋愛してる若者達のこと「かわいい」って言うんですが貴方の立ち位置どこなの?結構切ないラブソングでもかわいいって言うじゃん?あんまり核心に触れるとしんどいからやめとく…
この曲もとにかくかわいくてキャッチーな爽やか片想いソングってことにしとく…

6 Lovin' you
娘(6)が毎回聴くたび「いい曲だよねぇ」って目をハートにしています。女児にも刺さる、King & Princeの伝家の宝刀・王道ラブソング。こういう曲がちゃんと出来るのがKing & Princeなんだよね…全員の顔がほんとにいいからなんの違和感もなく、「運命の恋」の世界観が成立するのつよい。

MVすごかったね…胸キュン流出動画の無限ループ地獄…「僕じゃダメかな?」って歌詞の威力がすごくてふっとぶ…MVの最後のバイバイで毎回必ず「この人の笑顔を守りたい」っていうとてつもないエネルギーが湧いてくるわけですが、なんでわたし平野紫耀さんと結婚してないんだっけ…?

忘れがちだけど、そもそもこちらシャンプーのCMソングなんですよね。(「きれいになったね」の威力もすごかった…わたしの髪の毛相変わらずゴワッゴワだけども)
平野さんのCM数すごいことなってますけど、もうそろそろですか?主演ドラマの主題歌は?時は満ちていますよ?
シンデレラガール以降、平野紫耀主演恋愛ドラマの主題歌がない世界、ちょっとおかしいですよね?
大丈夫、怖がらないで世界。勇気を出して行くところまで行きましょう。平野紫耀なんだから。日本中の女を抱いていいんだから(概念の話)。

こちらはもう準備できてます。
いやうそ、まって、強がりか…。まんじゅうこわい。でもきっといつかやるよね…?その時は両手の隙間からがっつりみるからね…乙女心って複雑怪奇。

7 バトル・オブ・バトラー!
ヒャダイン様、平素よりお世話になります。ありがとうございます。ジャニーズ的トンチキとはまた違うコミカルの風を吹かせて下さって、コロナ禍における新しいコンサートでのコミュニケーションの形まで産み出してくださって。(うちわであおぐの楽しかった)
あくまで楽曲は底抜けに明るいというよりはメロディラインが切ないのもニクい、、、テクニカル…

しかしなんだってこの国の人々はこんなに執事とかメイドとかがすきなの?実在の執事って出会ったことないのだけど…
バトラーが執事のことだっていうのも初めて知りましたし、おかげさまでまた1つ賢くなりましたです。

8 Sunshine Days
ふふふはは、きました!!🌞
上品でマイルドで「めっちゃゴリゴリ」じゃない方の真夏のジャンボリー!心地よー!!
どうしても合いの手が「3番です(Summer Days)」って聞こえちゃうタモリ倶楽部なのも含めて毎回わくわくする。わくわくをもたらす疾走感あるソロリレー、なんと言っても岸くんのターンの「俺の番!」ていう意気込みがいい!岸くんはまっすぐでまぶしい!
この曲きくと無条件で元気でてくるから、出勤時に最寄り駅から職場に向かう道でこの曲にしがちなDJ俺。

一方で
♪言葉なんてなくたってほらずっと笑い合えば心繋がる~♪
っていう歌詞、めちゃ疲れてる時に耳に入ってくるとしみる…巌に染み入る蝉の声くらい染み入るから…疲れはてた帰り道にもオススメです。

9 Started
ごめん、もちろんめちゃ良い感じのバラードなんですけど。Aメロで、靴を並べることをどれだけ彼女にしつけられたんだろう…って一回考えちゃう。
「ほら靴揃える!」って言われてる平野紫耀を想像しちゃうソング。ごめんてば。

岸くんはいわずもがな、サビ聞いてると海ちゃんミュージカル向いてる声なんだよな~やってほしいな~ってなります。海ちゃんは全方位のポテンシャルが無限過ぎて、本人の自覚ないことも含めて末恐ろしい子

10 Let it out
フー!イエー!からのドラムビシビシバシバシなのが安心する世代…このノリいいよね…ジャニーズのコンサートって感じする。FiVeが少クラのステージでやってそう。(FiVe覚えてる人、今すぐ友達になろう?)

11 Doll
これはホントにぜったいコンサートで観たいんですけど、なんとチケットがない。こまったな。
永瀬廉てやっぱりすごい素材だし、神宮寺Pにはどんな演出が見えてたのかこの目で確かめたい!!
こういう退廃的な情景を演じさせたらいま永瀬廉の右に出るものはないでしょう?耽美が服着て立ってる。

12 桜Season -restart-
ズバリ言っちゃうと、この曲がこのアルバムにおけるマイフェイバリットです!!テンションの上がり方が抜群!

切なげに幕を開けるも、めまぐるしくて予測不能な展開、不安になる変拍子もそもそもが謎の世界観(桜の情緒どこ?)も、どや顔で登場する神宮寺御大の「久しぶりだね」も、ラストまでポカンのまま畳み掛けられて、なんだったのかわからないまま置き去りにされるこの感じがだーーーいすき!!!
こうやってJのトンチキに振り回されていたい一生。
大好きなせわしないサビ、春も夏も秋も冬もGet Together!って絶対少クラだよね!カメラワークまで浮かんだわよ。
~そう、結局わたしは少クラがすきなんだ~

13 恋降る月夜に君想ふ
これまた来ました大好きな名曲チューン🌜️
わたし、映画かぐや様は告らせたいファイナルで泣けるメンタルの持ち主なんですよ。ちゃんとよかったもん。恋して告白したくなった。なんせ私の一番好きな映画、花より男子ファイナルだからね。映画を語るときにおしゃれに斜に構えられない少女漫画脳。

ついでに言うと紅白の虎の衣装だってわたしはだいすきだったよ!!
異論は認めるけどもわたしは!だいすきなの!!この曲にまつわるすべてが!!!(鉄壁の主観)

14 気楽にやろうよ
最初タイトルだけみたら「えっ長渕剛きちゃう?アコギ一本?」って思ってたんだけど全然ちがった笑
令和の応援ソングだった笑
日本一の頑張りやさん集団にこんな風に歌われたら、こっちはまっとうな心をとり戻さざるを得ないでしょう。ありがとうね。君たちがいるから頑張れることいっぱいあるよ。

15 A Little Happiness
続きましても心洗われるハッピーソング。
King & Princeって、ただひたすらかっこいい存在に全振りしたって誰も文句ないじゃん。でも実際はこっちに膝ついて、見えてる人全員に手を振ろうとするマインドまで持ち合わせていて。
世界進出を目指す中でコロナ禍に突入して、ものすごい葛藤があったとお察しします。その中で五人で見つけた方向性が「目に前にいる人を幸せにする」なの、本当に尊いとしか言えない。そして今ここ、私の手元にもこのアルバムが届いている。ありがとう。

16 Dream in
(インスタライブでだっけ。「King & Prince五人で作詞作曲しまーす!」って無邪気に教えてくれたとき既に「oh…ついていけるかな」って不安になったことも、最初ちょこっと音源が出たタイミングで他のティアラのみんながエグい感動した😭とか言ってる中、ちょっとこれはゴニョゴニョ…ってなったことも、正直にここで懺悔します。だってわたし、アイドルに自作ソングは望んでないし、基準が嵐の5×10になっちゃうし。何よりも、人生これからの若者と折り返し地点の自分の立ち位置との違いがいたたまれなくて。「ティアラは真っ直ぐ受け取ってね」という海ちゃんの言葉にもごめん薄目でしか見られないよ…という心境でした。だって10年後お母さん50だよ?夢とか希望って関係ないステージじゃん?)

そんなこんなでどうにも気持ちがハマらない中、いざフルで聴いたら鳥肌たちました。
なにこの曲、2番がハイライトなんじゃん…
ここにWゆうたのユニゾン持ってくるのはほんとにずるい。なんなのこの絆…
歌声聴くだけで、お互いの顔を見合わせながらうなずきあってる姿が見えるよ…
(ユウタとジンのチャンプはドリボ史上最高傑作なのは人類の共通認識でしょう?)

そしてKINGのユニゾンへのリレー。この三人は絶対歌いながら目配せなんてしない。でもしっかり横に並んで、前を見てる。それがいい。Mr.KINGって宝物だよねえ。胸がつまる。それぞれのパートに隠れた「きし・じん」「れん・かい・しょう」の歌詞とか…さすがのカイが考えそうなエモの詰め合わせにお母さんすっかり降参でした。

Mr.KINGとPrinceが集まってKing & Princeなんだからそんなの最強で最高の才能にきまってるんだよ。なんだよ、結局もうこんなん大好きだよ。たのむ、5人でとりあえずあと10年は、最速で最新の最前線でKing & Princeで~~す✌️ってやっててね。祈。
あえて言うなら、それを見届けるのが今のわたしの夢だよ、希望だよ。

17 RING DING DONG
♪リーンドーンリンドン、おいしーいものがあれば
おいしいものがあればそこはパラダイス~♪っていうCMがあってだな…(嗚呼昭和に帰りたい)
タイトルから想起される曲調を180°裏切るの、キンプリあるあるなの?
かっこいいかっこいいかっこいい。降参降参。
NANANAもほんとかっこよかったよ…かっこいいもの見たらかっこいいしか言葉ないし、この子達のかっこよさって何人たりともバカに出来ない、外野を黙らせる力のあるかっこよさなのが誠に痛快です。誇らしい。

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ただひたすら長くなった。
等身大のわたしの現在地~♪(語呂わる)

今回もいいアルバムだったね。好きな曲がいっぱいで、うれしいプレゼントをいっぱいもらった気持ちです。
ありがとう。
King & Princeとして表に出るものは全部5人で話し合って決めてると教えてくれたけれど、五周年にむけて、いよいよ自分達のスタイルというか地盤を固めたんだな、という雰囲気をひしひしと感じます。きちんと自分達のやりたいこと、みせたいことを形にして見せてくれていて、本当にたのもしい。

わたしはデビューしてからのファンですが、これまで1度だってキンプリが見せてくれるものにがっかりしたことがないし、いつだって進もうとする道のりに不安を覚えたことがありません。超エリート。超優等生。
そして今「ティアラを幸せにする」から「ティアラと幸せになる」を選んだKing & Princeの在り方に、ありったけのいいね👍️を押したいと思います。

🍙

輪郭のない気持ちにリボンをかけて

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(以下、重めのラブレター)

平野紫耀さんへ

25才のお誕生日おめでとうございます。

平野紫耀(25)の世界、どきどきします。
平野紫耀(24)の時には感じなかったこのどきどきの正体はなんなのでしょうね。
四捨五入というやつでしょうか。
いつも早く大人になりたがっているように見えた貴方が、いよいよ本当に大人になろうとしているまぶしさのせいでしょうか。

好きな人が大人の男性になっていくのをリアルタイムでみるというのは人生で初めての経験です。
どんどん綺麗になって、ますます頼もしくなる貴方を見ていると、この気持ちが一体どこまで膨らんでいくのだろうかと自分でも始末におえません。

自分自身はとうの昔に大人になっていることを思い出して、勝手にとてつもない疎外感に悩むこともありますが、総じてみると今のわたしはとても幸せです。

貴方のことをすきだと言えることは、毎日をとても楽しいものにしてくれています。ありがとう。
貴方をすきになってから、自分のこともすきになれることが増えました。貴方が見せてくれる勇気が、わたしにも伝わってきていつも大きな力をくれます。ありがとう。
まさか、一回り以上年下の男の子にこんな風に人生を支えてもらえるとは。出会えたことに感謝しきりです。


さて。
今は空前の「推し活」ブームですね。(急にどうしたの?)
世の人はこぞって自分なりの「推し」を探して、それぞれのスタイルで推しています。それがレジャーであり、ホビーであり、生きがいであるという声も世に広く認知されつつあります。

誰かを応援するという気持ちが暮らしを豊かにすること、それはまちがいないでしょう。わかります。
わたしもはたから見たら立派に「推している人」なのかもしれません。

けれどわたしが貴方に抱く感情は「推し活」という語彙の範疇では、うまく表せるとは思えません。貴方に向ける気持ちはそんな風に能動的にコントロールできるものではありません。いつもこの気持ちをもてあまして、振り回されて、否応なく自分に向き合うことになってもがいています。

何よりわたしは貴方を「推し」ていません。

ただただ、わたしは貴方に魅了されて、貴方から目が離せないまま立ちすくんでいるだけです。
貴方のことが圧倒的に、絶望的なくらい一方的に、すきです。貴方をすきであることをいっそやめてしまえたらどんなに楽かと思う日があるくらい、すきです。

わたしなんぞが推さなくたって、貴方はおしもおされもされない稀代のスーパースターです。ヒロムが世界に遺した大いなる遺産です。人類の至宝であり、希望です。

何万光年も離れた地上から、そのまたたきを見上げているところがわたしの現在地です。

夜空を指差して「あの星はわたしのものだ」と主張する人が愚かなように、貴方についてわたしが何かを求めたり、意見したり、ましてや独り占めしようとすることにはなんの意味もありません。

貴方に思うことはいつも同じです。

「そこでいつも光ってくれていてありがとう。一番きれいで、一番だいすきです。あなたの光はわたしの勇気の源です。ありがとう。できることなら、いつまでもわたしから見えるところで光っていてほしい。」

お誕生日おめでとう。
今日という日はもちろんのこと、毎日が貴方にとってたのしく、幸せで心地よいものでありますように。貴方の選ぶ道が、貴方の行くべき道です。かしこく早熟な貴方が、どうか自分のことをひとりぼっちだと思わないことだけを祈っています。King & Princeでいてくれてありがとう。
その姿が見える限り、応援させてください。

いつもいつもありがとう。
大好きな人へ。

2022.1.29

『Re:Sense』ライナーノーツのような独り言


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世の中は未曾有のコロナ禍、緊急事態宣言真っ只中。なのに東京オリンピック2020とはさてはて。

真夏にマスクも二年目ですね。

まだまだ気持ちの置場所が定まりません。

 

そんな中に差す一筋の光。

King & Prince3枚目のオリジナルアルバム『Re:Sense』です。

 

フルタイムお母さん、自由時間がほぼ認められていません。ライフスタイル上、平日に魂が自由になるのは通勤の行き帰りのみなので、アルバム曲たちもようやく体に馴染んできた感じの今日この頃です。

 

新譜はアイドルからのいちばんのプレゼントだと思っているので、一曲ずつありがたく噛みしめて、今の想いの丈を書き残しておきたいと思います。

ええ、めちゃくちゃ遅ればせながら。

 

(毎度のことながらすごく長いです)

 

~✴️~✴️~✴️~✨~✨~✨~

 

1 僕らのGreat Journey

キーンコーンカーンコーン!

好きなアイドルグループによる青春ロードムービー、嫌いな訳がないんですよ。

一曲丸々修学旅行、どっか一緒にお出かけした記憶を提供してくれる曲。

♪ドラマティックな風に吹かれ~

あたりの切なさが、帰りたくないな、とかこの時間がすぎてほしくないな、みたいな気持ちまで再現してくれて、実にキュンとなる。

とりあえず5人いつまでも仲良しでいてね。


2 ユメラブ(You,Me,Love)
ジャッニーーーーーズ!!

(そしてよぎるゆめタウン…ばあちゃんちの近所にある)

二曲目これなんだね。

はじめて聞いたとき「あ、ちゃんとアイドルやってくれるんだ!」ってうれしくなった。

誰がなんて言おうとだいすきだよJ-POP☆
(ムスメはラプパトリーナの曲に似てる!と言ってました)

結局こういう曲を歌うアイドルに目尻を下げたいからジャニーズさんと付き合ってるんです。

初手からしょうれんのハモがエモすぎて、どうにかして歌ってるとこ見たいんですが、なんとかなりませんか偉い人。

 

3bubbles&troubles
めっちゃおしゃれに背中おしてくれるじゃんという曲。コンサートではゆるく踊ったりするのかな?そんなの恋じゃん…
たぶんずっと一緒に出勤する曲ですこれ。
岸くんが言ってくれたみたいに、日常をともにする。そういう曲。

 

4Magic Touch
なんのタイアップもなかったんだよなぁ。

不思議なシングルだったなぁ。
セールス的なことを言われちゃうのかもだけど、個人的には好きな人たちがとにかくやりたいことをやって見せてくれたことが嬉しかったし、なにより「めちゃくちゃかっこよくない?俺たちのKing & Prince」という気持ち。

やりたいことをやるために、大人と戦ってくれてありがとう。やりたいことだけやっていってほしい。私はずっと好きでいますので。

 

5 Lost in Love
れんかいfeat.きしとか言われてたけど、岸くんはきちんと芝居入れればどんな役だってエモだって、なんでもできるの知ってるよ。

ただうかつにアドリブしないほうがいいんだよね☺️根っからの表現体だから。

んで海ちゃんはこのところマジでかっこよくなってきてホントにあせる。末恐ろしい。

なお永瀬廉の(ずっと、愛してる)は致死量でしょう。重く受け止めました。

 

6 サマーデイズ

いぇいイェーイ!やっぱ神宮寺は太陽だな🌞ビバネアカ!ネアカ!憧れちゃう🌴
タオル振り回そうシェイケシェイケ~
(なんでグッズにタオルないの?あかんよ?)

夏はコンサートの季節でしょ!
若いオタクは全国津々浦々好きな男の子を追って旅して、とにかく多ステして、全国のビジホに定宿もたないとダメでしょ!

(コロナのばかー!)

夏ってそういうもんですよ。モラルとかマナーとか一旦置いといて、オタクは自担と全国とびまわる夏のために生きてるんだっつー思いになりました。ほら人生一回きりですし🍣

(呼び覚まされる若気の至り///)

 

7 幸せがよく似合う人
最初、え?アンミカ?って思ってしまってごめん…(ラブ&ピース&スマイル&ジョイ)

 

「おいおい、Youたちこそ幸せでいてくれないとこまるよ~」と思って聴いてます。

 

コンサートで、ティアラからもキンプリちゃん指差してお互いに歌いあいたいよね🎤

 

\ きーみはー しあーわせがー よくにあうーひとー!! //

 

ほんとコロナ滅びてはよ(泣)

 

8 Beating Hearts
今思っても、なんであんなに微妙なMVだったんだろ…(毒)ついでに言うとCDの特典映像はそろそろBlu-rayにしてほしい…切実。

 

謎のふえるくんMVにはよい印象ないけど、最後の平野紫耀さんの♪愛の精度上げて~はありがとうございます。
平野紫耀と「愛」の親和性すごいですよね。若いのに、どっしりした説得力と温度がある「愛」を見せてくれる稀有な才能。日本人離れしとる。すき。

 

9 koiは優しくない

わ、私のスマホ「koi」って打つと変換にkoi-wazuraiでた。すごくない?
タイトルから思い浮かんだのは神宮寺プロ。本来であれば残酷な実らぬ恋をしているオタクに、常に優しい嘘で夢を見せてくれてるからかな。(イメージ)

そしてサビがユニゾンだー!五人のユニゾンすきです。
一人にしか優しくできないのが、けっきょく残酷なのが、恋の結末だよね。わかってますけど、わきまえてますけど、それでも日々幸せです。恋する毎日プライスレス。

 

10 フィジャディバ グラビボ ブラジポテト

最初の王子たちのささやき、完全にディズニーで!耳だけディズニーランドで!わくわくする~!!

 

♪幼馴染み、みんな王子~

って現実問題そうなのすごいよねジャニーズって。 

 

わたし的ハイライトは

『はい。グミ食べる人ー』『はーい(四人)』のくだり。

海ちゃんのハ~イ♡かわいすぎて涙でる。他の子らもだるそうにハーイ言っててもさ、結局グミ食べるんだもん。

グミは大人は食べないのよ。グミ、子どもんときはあんなに好きだったのに、いま全然いらないもん。でもキンプリちゃんたちは、グミ食べるんだよねまだまだ涙。

そんなことを毎回飽きずに考えてしまうのがここなんだよね。ヒャダインさんすごい。

「皆さんインコでよろしく」は神宮寺こういうところあるよね?だし、平野さんの「準備はいい?」(突然の甘さ)も中毒性がある…


ジャニーズの歴史上あおぐソングってありそうでなかったのでは?あったのかね。確かにみんなうちわあるんだからあおいだっていいよねぇ。ヒャダインさんすごい。(2回目)

 

11 ツッパリ魂
謡曲はまりすぎるのよ平野さんは。

ほぼ明菜やん。神宮寺はフミヤやん。

若い子たちにとったらメロメロだのバリバリだの、一周回って新鮮なんだろね。こちとらぜんぜん現役です。

とりあえず紫耀サンは短ラン一択でお願いしますという気持ち。

 

てかユニット分け、グーパーて。そんな安易に決めて、うっかりしょうれんが成立しちゃってたらどうしてくれたんだろ。責任とれんの?

 

12 Body Paint
こういうのもだいぶ免疫ついてきたよねティアラ。あの、どうでもいいんだけどコーラスに若いころの篠原涼子いません?もう、そうとしか思えない耳😂

 

遠くでフェンス叩くみたいな打ち込み音しますけど、90年代を感じて非常におちつきます。全体的に不穏だけど全然さわやかに聞けるのはキンプリちゃんならでは。

(小声)最初の岸くんのピンクのとこは何回聞いてもわたしの中の小学生男児が喜んでしまう…懺悔…ごめんてば。

 

13 Dance to the music
これまた、テンポもコーラスもおちつく。

コーラスにそれぞれのソロをはさむスタイルも大人っぽいし馴染んでる。こなれ感~✌️

この曲に限らずですが、ちょいちょい平野さんの歌声に往年のzooを感じてしまうのは私だけでしょうか。とにかく情報が古くてすみません。80年代昭和生まれの矜持(キリッ

 

とりあえず、\フーッ!/って言いたいよねラスト。平成って最高だったよな。

 

14 I promise

あのコートの衣裳で歌番組通したのよかったなー紅白もよかったなー冬に帰りたくなるな。目がしみる寒さでドリボ観に行った思い出とか、あの頃いわちのことを色々考えてたのとか、色々蘇ってきてもはや懐かしい。
 
太陽にも流星にも真似できないよほんと最高の美だったMVの思い出。平野さんのセンター分けは心臓に悪い。

 

ちなみにこのシングル、カップリングぜんぶよかったけどLittle Christmas だいすき。ミドルテンポがとっても気持ちよい。そしてzooみがある平野さんの歌声…(まだ言ってる)

 

15 花束

きちんとまとまったフレーズを一人一人に歌わせてくれてるから、日本語がよく伝わってきて歌詞がよく聴こえてしみる。5人の声をじっくり味わえてうれしい。

 

サビまでふくめて、ソロのリレーで5人が5人ともそれぞれきちんと聴かせる力があるのすごい。そこからのユニゾンの説得力がきちんとある。

 

余談:ラストの壮大な展開に嵐のコンサートを思い出しました。

(松本さん好きそうだよね?なんなら演出までちょっと浮かんだわ)

 

16 Namae Oshiete
レコーディングしたの2年前なんだよねえ。前作には同じ時期にアメリカで録音した『Bounce』だけ収録して、この曲は寝かせた判断。2年前、どこまで見えてたんだろう?コロナ禍がなかったら、一気に海外志向に舵を切れていたんだろうか。

今後また改めてアメリカへ、となるのかどうかは未知だけど、どうか賢くてアイディアのある大人に導いてもらえますようにと願っています。

 

わたし、この曲大好きなんです。

 

この曲で再確認したこと。

King & Princeって、Sexyをジョークにしないところがいいなぁって思うのです。

照れたりごまかしたりしないで「セクシーは美徳」と提示できるアイドルであるところ。それって、圧倒的なビジュアルとパフォーマンスの力を兼ね備えてはじめて説得力をもって表現できることだと思います。あとやっぱりこの子達、内面が成熟してる。

 

ここ最近のKing & Prince、パフォーマンスで周囲を黙らせててほんとに痛快です。ダンスだけでもずっと見ていられるし、痛々しくなくて、完成度が高いセクシーさがある。

見えないところで汗をかいた人にしか実現しない上質なパフォーマンスを見せてくれてる。大人の鑑賞に耐えうる、ショービジネスを体現するグループになってると思う。

オタクだけの宝箱に閉じ込めてちゃもったいないよね。パフォーマンスで自分達の世界を広げていく姿が最高にかっこいいです。

 

17 Dear My Tiara
最後の曲はアイドルとしての自覚を見せてくれる曲。アイドルは、オタクと呼ばれるファンがいてこそというメッセージを伝えてくれます。

 

こちらこそ、ちゃんと君たちを照らす光(もしくは星々)になれていますか?君たちを見つめる視線がパワーになれていますか?

オタクの自戒SONGやこれは。

 

このアルバムの一曲目でヤーヤー言ってた男の子たちが、手の届かない星座になったような気持ちです。アイドルってこうでないと。

 

いつまでもキラキラ光って、輝きを届けてね。できたらなるべく長くその姿を見せてね。そして、お互いに豊かな人生を送ろうね。

 

King & Princeとティアラの関係はまだまだ混沌としていてこれからだけれども。

わたしは純粋にKing & Princeをすきっていう気持ちを、きれいな形でやりとりしていきたいなぁと思っています。支えてもらってる分以上に、King & Princeを支えていきたい。

 

…と思って終わるアルバムでした。

 

~✴️~✴️~✴️~✨~✨~✨~

 

(おわりに)

 

略称ポテトの作者ヒャダインさんが、先日朝日新聞に「オリンピックはコロナ禍に苦しむ国民の鎮痛剤」という意見を出していました。 

 

それを読んでいてちょっとドキッとしたのです。「アイドルも鎮痛剤になることがあるなぁ」と思ったから。

一方でわたしは、アイドルを鎮痛剤にしてはいけないと肝に銘じています。

 

生活も人生も、最後は自分で踏ん張らないといけない。鎮痛剤に頼ってばかりいても、もとを断たない限り、痛みに終わりはないから。そう覚悟してオタクをやっています。


アルバムやコンサートは私たちとアイドルをつなぐ大切な媒体です。でも、それを鎮痛剤にしたり、ひいては生きがいなんていう言葉を使って依存するのではなく、あくまでごほうびのデザート、心の栄養にしていたいなあと思うのです。

 

物足りない人生のマイナスを埋める存在ではなくて、自分の人生をより豊かにする+αの存在として、アイドルに恋していたい。

 

コロナは人の心持ちを試すようだと感じる毎日のなかで、大好きな人たちの音楽に支えられています。

 

小難しいこと考えずに、早くみんなでパーッとバカやりたいね(本音)

3才になったキンプリちゃんへ

✨King & Prince デビュー3周年おめでとうございます!✨

この佳き日に、ますます美しく、存在感を増す一方のKing & Princeのファンでいられて幸せです。毎日毎日、幸せをありがとう。youたちいつも最高にかっこいいよ。

 

デビュー3周年の記念日にあわせリリースとなった「Magic Touch / Beating Hearts」について。

 

連日のTVでのパフォーマンス、すばらしかった。毎度テレビの前に鎮座し息をつめ、見つめては、終わった途端に立ち上がってうなずきながら拍手を送っています。

なぜだろう、どうしたってファンというよりはテニスのコーチのような、卓球の監督のような、そういうリアクションになってしまいます。仏頂面サングラス腕組み系。

 

ファンとしては、盲目的に「かっこいいー!キャー!」っとなっていればよいのでしょうが…なんでかそうならない。もちろん鼻血でそうなくらい、いつだってかっこいいと思っています。

 

今回の新曲は「ティアラのために」というよりは「King & PrinceがKing & Princeのために」いろんなものと戦って、外の世界に挑戦している、と感じるので。

 

つい、「いいぞいいぞ!行ける行ける!よしよしよし!ヨーシ!!決まった~!!」っという心境になってしまうのです。

 

冷静に考えて、ジャニーズのアイドルなのに、タイアップなし、大した特典もなし、配信なしCDのみであんな本格的なヒップホップて…

事務所もよくGO出したよね。

それでもセールス的に成立すると担保されているから、平たく言えばKing & Princeの実力に対する信頼が一定程度あるからですよね。

 

「youは自分で考えてやりたいことをやればそれが正解」という恩師の金言。

平野紫耀さんが、ほんとに純粋なところでその言葉を信じて、周りの大人を納得させて、形にしたのが今回の新曲なんだということがビシバシ伝わってきます。

 

「こういうこともできるんですよということを見せたい」とサラッと言っていたけれど。

 

言われたことをこなすだけではなくて、アイドルとして求められていることをふまえた上で、自分からも提示できるのがKing & Princeの強みなんだと、改めて感服しました。

かっけぇ。

 

そしてデビュー三周年の朝、目覚めたら世界がひっくり返っていましたね。

 

SNS解禁。

(ガラパゴス諸島で長年飼い慣らされてきたジャニオタにとってはパンドラの箱じゃん?)

 

これについては、うん、腹をくくるしかないな、と思います。だってそういう時代だもの。CD出して、テレビの歌番組に出て、コンサートやって、というパッケージだけで生き残っていける時代じゃないもの。

実際問題わたしもテレビはほとんど見ないし、CDだってキンプリちゃんのしか買わないもの。もっともっと、King & Princeのこと、広く知ってもらいたいもの。こんなに素晴らしいグループなんだから。

 

現にYouTubeのコメント欄、世界中から待ってたよー!的なコメント来ててうれしかった。よかったなーって純粋に思いました。

 

SNSは、目新しい武器、King & Princeとティアラをつなぐ大切なツールになるでしょうとも!昭和生まれ、頑張って使いこなしたいと思います。やるしかないのよ。日々勉強ですよ。

 

で!で!それはいいとして!

内心あたふたしてるけどいいこととして!!

 

あえてこの記念日に記しておきたいことは、やっぱりKing & Princeだけが持ってる武器のこと、見失って欲しくないもののことです。

 

以下、「Magic Touch / Beating Hearts」の数少ない購入特典である期間限定オリジナル動画をみて感動した話です。

(死ぬほど長くなってしまいました)

 

この20分ちょっとの動画、Magic TouchのMVメイキングが収められているわけですが、ほんとにほんとにほんとにほんとにいいグループだなぁと夜な夜な眠る前に考えてしまいます。

 

長時間にわたる撮影(早朝から、もうすぐ夜明けの深夜まで)という極限状態にあっても、5人でいられることを心からよろこんで楽しんでいるのが伝わってきます。

 

一番好きな場面は、岸髙橋神宮寺平野の四人が床に並んで腰を下ろすうち、足でなぜか四角形を形づくりはじめ、「もう一人いたら星型になるんじゃない?」と言い出すくだり。

 

そもそも、なんで四人で四角を作り始めたの?こどもの遊び心、宿しすぎじゃない?

ずっとそのままでいてね…

 

そして私が衝撃を受けた神宮寺勇太さんの決め台詞(?)

「れん!やってるよ!みんなで!」

です。

これほんとに感動しちゃったの私。

 

こんなに明るく仲間を誘うことができる人が現実にいるの?って。

 

少なくとも自分には、こんなにあっけらかんと当然のように、かつ快活に明確に、断られる怖さをまったく見せずに、何かに誰かを誘えた経験はありません。

 

それに対して、別のところで過ごしていた永瀬廉さんはだるそうに応じつつも、これまた息を吸うように輪に加わってきて

「これ、星?」

って…!言うんですよね。

 

何やってんの?とかないんだね…受け入れ力すごくない?

 

そして5人で星を作って、横たわる。

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ただそれだけのシーンです。

 

ほんとになんで星を作ったのかは、この子たちの独特の世界観なので、理解し尽くすことは無理なのですが。(そのソウルの透明度もすごい!)

 

ここにあるグループの関係性、そもそも見えてくるメンバー達の人間性、ほんとに素晴らしいです。憧れてやまないです。

こういうところが、King & Princeの醍醐味なのです。

 

ちょっとネクラにしかわからないかもしれないのですが。

わたしは「みんなでやってるよー!おいでー!」って誘ってもらえないし、ましてや誘えない人生でした。

とにかく断られるのが怖いし、人の顔色読んで、空気の読み方間違えないように、毎日綱渡りしてるみたいな子どもでした。

今だってそうかもしれない。

人に嫌われるのがこわいし、必要以上に人の機嫌をうかがって、道化を演じてしまうところがある。

毎日、ひとりになるとハァ…!って、でっかいため息をついてます。

 

でもKing & Princeをみていると、ありのままの自分でいられる場所を見つけた人たちなんだなぁと思います。

単純にとーってもうらやましい。

憧れそのものです。

 

その一方で、あの子達がどうしてその場所にいられるのかも、よーくわかります。

ただのラッキーボーイズなんかではない。その場所を自分達で築いて、守っている。

 

King & Princeのみんなは、それぞれがめちゃくちゃ努力して、自分しか味方がいない世界で、人のせいにできないところの準備は、全部自分でやって来てる。きっといろんな妬みとか挫折とかも全部ひとりで飲み下してきてる。

だから前提として、自分を信じることができる人たちなんだと思う。強い。

 

だからこそ、自分と同じようにメンバーのことも信じられる。

嫌われる、排除される、優劣をつけられる、そんなネガティブな恐れを感じる可能性すら存在しないほどに信じあっているのが、King & Princeなんだと感じます。

 

和気あいあいの談笑の場面にも、他からは簡単には入り込めない絆が見えちゃう。

 

たとえば岸優太さんと平野紫耀さんがフリの確認をしあう場面。練習して練習して撮影本番当日を迎えている岸くんが、休憩中にもずーっと確認しているところなんだと思われ。それに紫耀くんが加わり、二人で立ち上がって取り組む姿。

 

これを見て「King & Princeのメンバーとして並び立つためには、不断の努力が欠かせないんだろうなぁ」と感じました。

そして同時にそのための努力を、自然とできる人たちが集まったんだろうなぁとも。

 

ぜんぜん当たり前じゃないレベルの努力とか忍耐強さとか、そもそもの容姿とか才能とか、それを当たり前に求められて続けて、応え続けてる。

 

そして何よりお互いへの信頼とリスペクトがあるから、ぜーったい相手をおとしたり否定したりしない。素晴らしいなぁいいなぁといつも思います。

 

またまた個人的な生い立ちの話をすると、わたしは「いじる、けなすを愛情表現とする文化」の家庭で育ったんですよ。

人の親になってひしひしと感じますが、これは、よくない。自分のことを好きになれません。人の良いところより、嫌なところが先に目に入ってしまいます。

 

King & Princeと出逢って、ホントに素晴らしいなぁと思ったのがこの子たちのコミュニケーションの取り方。

「相手の良いところを常に伝えて、伝えられた人はありがたく受けとる」「できないことをけなさない」「できたことを正当に評価する」

 

この人との関わり方は、見ている人も含めて、とっても人を幸せにすると教えてもらいました。

 

すごいです。

まさか私もアラフォー、二児の母になってから、生き方を誰かに(ましてや一回り以上年下のアイドルに)教わるとは思いませんでした。

 

キンプリちゃんは多くの人の生活を明るく彩る本物のアイドルスターです。

日々、ネクラなアラフォーの心も救っています。

 

デビュー三周年、ほんとうにおめでとう。

いつもありがとう。

どんどん大きくなって行っても、ずっと変わらず応援させてください。

 

 

贈り物の代わりに


平野紫耀さん
24才のお誕生日おめでとうございます!

 

神奈川県から、あなたを思う人間です。

ちなみに最近急に人手不足になってしまい絶賛仕事が忙しくてたまりません。

毎日「家に帰るのめんどくさいな、どうせ明日また来るのに」とか考え始めているような状況です。

 

あなたのお誕生日に、ファン同士で集ってお祝いしたり、もちろんあなたに何か贈り物をすることはできません…

コロナ、とか関係なくめちゃくちゃ忙しくて、心を失っているから💔

 

ただ、やはりせっかくのあなたのお誕生日なので、あなたのことを考えたいです。

 

贈り物の代わりに、ファンレターをしたためます。

 

King & Princeのデビュー以降、あなたのことを「スター」というワードなくしては語れません。

 

「スター」はだれかが自ら志願して、また努力を重ねて、到達する存在ではない、というのが私の持論です。

 

「スター」とは、選ばれし者です。

そうなる星の元に生まれついた運命を生きる人のことです。

 

『彼がスターだよ⭐』

 

まだ幼い平野紫耀さんをそう言って周囲に紹介したのは、今は亡き天才・ジャニーさんでした。

 

私ごときが、本当におこがましいことですが、ジャニさん、私もそれ同感です。

平野紫耀は、絶対天下とる。必然です。

 

以前Twitterにも投稿したのですが↓

 

 

平野紫耀さんは、存在そのものがイコール新時代なんですよね。

 

昭和という時代が美空ひばりさんと共にあったのと同じように、これからの時代を作っていくのが、平野紫耀さんというスターであり、King & Princeというグループだと真剣に思ってます。

 

人間がどんどん頭でっかちになって殺伐としていく一方の世の中で、結局私たちが求めるのはあったかくてきれいな心の持ち主なんだよなぁ。

同時に、King & Princeのみんなのような若者を見つけられて私はうれしいです。世の中まだまだ捨てたもんじゃない。

 

とはいえ。

わたしは元々、相当なる天の邪鬼であり、「皆が好きなものはなんかやだな」という損な性格のひねくれものです。

なんでこんな王道ど真ん中の次世代スターにこんなに惹かれるのかと、不思議でした。

 

ジャニーズは好きだけど、やっぱりセンターとかメンバーカラー赤とかよりは端っこ派。なんならデビュー組で好きなのは関東一部地域限定アイドルだった嵐(あれよあれよと国民的になられましたが…根っこは事務所的にアウトサイダーだよね?)、あとはいわゆる「舞台班」が守備範囲でした。

 

対する平野紫耀さんは(現状の人数編成上やむなくではあれ)King & Prince不動のセンターに君臨しています。本来、私の嗜好からは外れたところにいる彼。

 

でも、彼を見ているとどうしても蘇る記憶が私にはあります。

 

(急な回想)

 

小学校6年生の頃に好きだった男の子のことです。

 

私は小学校に上がる前から発育がよく、常に背の順では一番後ろ、同級生と比べると頭2つ分はずば抜けて大きい子供でした。

 

小学校6年生の時にはすでに165センチを超え、担任の先生を含めても教室で誰よりも大きかった…

今となっては大きくてよいことも沢山あり、便利でもあり気に入っていますが、小学生の私は大変なコンプレックスを抱えていました。

 

内心気になる男の子がいても、自分のような体格の女の子は、はなから相手にとって対象外だろう、と疎外感を勝手に感じていたのです。

 

そんな中、6年生の時に同じクラスになったO君のことを私は好きになります。

O君は、いわゆる「モテる小学生男子」でした。甘いマスクで足が早くてドッヂボールが上手。明るくて常にクラスの中心にいるような男の子でした。ちなみに小柄だったので、私と並ぶと私は保護者のようでした。

 

「あんたみたいなチビのことなんてなんとも思ってないからね」とでも言うようにあえてサバサバ系女子を気取って彼とは仲良くしていました。

 

そんなある日、隣のクラス一番の美少女KさんがOくんに告るという事件が…

 

教室でひやかされ、デレデレしている彼を見て私が思ったのは「傷つくまい、どうせ私は圏外の女」…とかそんなことでした。かわいそう。つらいよね。

 

まあそこは小学生なので、別にその二人は付き合うとかそういうこともなかったんだけども、なんかちょっと私はOくんと距離をとるようになります。

私、めちゃくちゃ意識してるやん。

 

何日かして、誰もいない階段を下っているとOくんがバタバタ➰っと来て。

 

「なんか俺のこと避けてる?」

「俺、なんかした?」

 

ですよ。すごくない?現実の話ですよ?

 

「べ、別に?!」

 

とか言ってはぐらかそうとする私の前にまわりこんで、Oくんは私の顔をまっすぐのぞきこんできます。そんで言われたのがこれ。

 

     ↓

 

「おれ、お前のことも好きだよ」

 

すごくない?現実の話ですよ?(2回目)

 

あれから26年かぁ。

Oくんどんな男になったんだろ。

中学が別だったので、卒業してからのO君のことはなにもわかりません。

 

お前のこと「も」っていうのがすごい。

一番ではないけど、私のこともまあ女子として見てるよ、というニュアンスでした。

(Oくん、とんだスケコマシになった可能性もあるよね…)

 

それだけでも、コンプレックスの塊だった私の魂を救ってくれたOくん。

のぞきこまれたときは恥ずかしくて、いやこっち見ないでよ、という気持ちが大きかったけども。

こんな私でもあなたのことを好きでいてもいい世界なんだね、と思った12才の記憶。。

 

 

長くなりましたがこれって、平野紫耀さんへの気持ちにそっくりなんですよ。

 


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これ…

こういうこと…

 

こんなきれいな顔でこんな見つめられたら、なんか申し訳なくなりません?

幼少期に膨れあがったコンプレックスのせいで、基本自己肯定感低め設定なので、どうしても卑屈になってしまうのですが。

 

でも、そんな壁をもひょいっと持ち上げて脇によけてくれて(力持ちなところも好き)

 

『もっとこっちみてよ』

 

と広く大衆に許してくれる天才的アイドルなのが、平野紫耀さんという人の魅力なのかなと思います。

 

『アイドルというお仕事をすることで、応援してくれるファンの人の心を明るくしたい、人助けをしたい』

 

そう言ってくれます。

 

『(ファンの集まるコンサートに臨む心境は)身内に運動会で良いところを見せたいのに近い』

 

とも言ってくれます。

 

こちらの年齢とかもちろん容姿とかスペックを問わず『ティアラの皆』として接してくれます。好きでいていいよ~って。(あくまでこっちにそう思わせてくれるという話ですよ)

 

それをビジネスライクととらえてしまえばそれまで。ただ私はファンとアイドルの絆ってあると信じてます。

 

平野紫耀さんはかしこい人、清濁あわせのむ人です。毛根とハートのフィルターがめっちゃ強い。

 

だけど、ためらわず人のために毒も飲んじゃうから、ちょっとこわいです。

 

我々の欲望にこたえてくれた結果、いつか紫耀くんを消費しつくてしまう日が来るのでは、と思ってしまうのは私が凡人だからだと思いたいです。

 

毎度のことながら話が壮大に脱線してしまいました。

 

改めて紫耀くん、24才のお誕生日おめでとう。

 

なるべく紫耀くんのファンとしてあなたを支えていけるようにがんばります。きちんと生活して、きちんとした社会人とお母さんをやります。今日も仕事です。ねむ。

 

ファンは紫耀くんのパワーの源でありたいと願っています。なるべく長く、ずっと応援させてほしい。

誰よりも美しくて、セクシーで、人の痛みのわかるあなたのことが大好きです。

 

時節柄、コロナやその他いろいろ体に気をつけてね。いつなんどきもあなたの幸せを祈っています。

 

お母さんティアラより

愛をこめて

嵐が過ぎ去って、思うこと



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卒論の最終章です。

 

いつもだらだら書いてしまうのだけど、卒論なので結論から書きます。

 

「嵐とは、季節であった」

 

というのがわたしの結論です。

 

結論というか。

『This is 嵐LIVE』の配信を見届けたわたしが感じたことがそれでした。

 

嵐は、私たちのところに訪れてたくさんの思い出を残して、過ぎ去っていく存在だったんだなと。

 

季節は時が来れば必ず移り変わって、いくら恋しいと思っても戻れないもの。

また次の年、同じ季節がめぐって来たとしても、それはあくまで別のものであって二度と同じ時間を過ごすことはできません。

 

奇しくも、活動休止前最後の配信Liveの最後の曲であった『Love so sweet』の歌詞の通り。

 

『こんな好きな人に出逢う季節二度とない』

 

わたしにとって、これこそが嵐でした。

 

嵐を好きになって、わりとすぐに出逢ったその歌詞。

発売当時(花男リターンズの頃ですね)は「わたしも!嵐みたいに何かに夢中になったのは初めて!」といううれしい共感を重ねて聞いていた記憶があります。(なんなら私のことを歌った曲じゃない?とか思っていたあの頃…若かったのよ…)

 

ちなみにこの曲の珠玉のサビである

 

『信じることが全て』

 

という歌詞にもどれだけ励まされてきたかわかりません。

この曲を聴かないと出勤できないくらいつらかった時期もあったっけ。

 

当時の職場の目の前にめちゃくちゃ長い横断歩道があったのですが、この歌を聴くことでようやく、そこを渡って今日も仕事に行くんだぞ、という力をもらっていました。

 

そんな風にもともと個人的な思い入れのある曲。その歌詞に、すでに嵐のすべてがあったんだな、と感じた2020年の大晦日でした。

10何年の伏線が回収されたような気持ち。

 

過ぎていく季節は、見送るのみです。

追いすがって嘆き悲しむのはちがうかな、と思います。

 

嵐というグループに出会ってから、たまたま自分の人生の中でもハイライトといえるような時期を過ごすことになりました。

 

学校を卒業して、社会に出て働くようになり、結婚して出産もしました。

その間に両親が離別したり、たった一人の姉を亡くしたりという苦しい出来事も経験しました。

そんな風に心が壮絶にいそがしい時期のすべてに、嵐はいつも寄り添っていてくれました。

 

たとえば、私が姉を亡くした後。

嵐が『Beautiful days』という曲(うたばんで涙チョロリと呼ばれてたあれです)をリリースするのですが、その中に

『悲しみを分けあって 涙の数へらすより
喜びを 分かちあえないほうがつらいね

まぶたの奥に映る こぼれる笑顔が
いまでも勇気くれるよ もう一度会いたい』

という歌詞がありました。

他の人にはわかってもらえないと思っていた私の悲しさ寂しさ孤独を、嵐がわかっていてくれたような気持ちになったのを鮮明に覚えています。抱えきれない重荷を一緒に担いでくれたような気持ちがして、本当に救われました。

 

もちろん嵐は、わたし個人になにかをしてくれるわけではないのだけれど。

 

いつも変わらない5人の姿を見せてくれて、前向きな気持ちになる音楽を届けてくれました。自分達のファンでいてくれてありがとう、と伝えてくれました。

そのことが、どんなときでも私を支えてくれていたというのは全然大袈裟な言い方ではないと思っています。

 

事実としてあるのは「わたしがある時アイドルを好きになって、そのあとずっと好きだった」というだけの話です。

だけどそれを「嵐と一緒に生きてきた」と思わせてくれたのが、嵐というグループでした。すごいよね。

 

嵐のファンとして恥ずかしくない人間でありたいと思うことが、いつしか自分をはかるモノサシになっていました。嵐のおかげで、相当まっとうな道を歩かせてもらった自覚があります。

 

当然のように、いつまでも一緒に歩いていくのかな、と思っていました。

 

その一方で、嵐もわたしも、気づけば人生の折り返し地点を感じるような年齢になっています。

わたし個人としても、未来に向かってひたすらなにかを手に入れていくような時期は終わっていくのを感じています。

これからは、いま手にしているものを大切に育てていく、あるいは一旦は手にしたものを一つ一つ手放して別れていく時期なのかなぁと。

 

あの頃嵐に恋していたわたし、はもう過去の存在です。あの熱量は、もう持ち得ない。仮にタイムスリップなんかして、今の私があの当時の嵐に出逢ったとしても、もうあの頃のように嵐にエネルギーは注げません。

 

「ああ、わたしの青春だったんだなぁ」

と思うばかりです。

 

だからこそ、嵐と同じ時代に生まれて同じ時に人生のピークを迎えられたことを奇跡的に感じています。

 

嵐のファンになれてよかったと心底感じます。幸せだったと思います。

嵐にもらった充実感、「生きてる」という実感はわたしの人生の宝です。

 

『嵐が去って、虹がかかる』

なんて、ちょっとできすぎている気もします。

でも最後のLiveで、それを本当に見事に体現していた嵐。すごいなぁ、と思います。

 

結局のところ、徒然と書いてしまいました。まったくの個人的な想いです。

 

嵐とは、季節でした。

わたしの人生の中で、一番輝いていた季節、それが嵐といた時間でした。

 

今はまだ、猛烈に恋しくて、戻れるものなら戻りたい。「嵐に会いたい」という気持ちが渦巻いています。

 

だけど。

季節は決して戻らないことを知っています。

 

『こんな好きな人に出逢う季節二度とない』

 

そう言える美しい季節が自分の人生に訪れた幸運に、感謝したいと思うのです。

 

ありがとう嵐。ありがとう。


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~嵐の卒論~ ②嵐の日


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時は過ぎて、2020.11.3 嵐の日。

嵐、21回目のデビュー記念日。

 

ひる12時から16時まではファンクラブ会員向けに懐かしのうだうだコンテンツなどを配信。(相葉すごろくをはじめ、往年の輝きを見せる嵐)

 

そのあとはいよいよ!

ファンからの投票による人気曲を中心としたコンサート、アラフェス@新国立競技場の映像を配信。

(①16:30~ファンクラブ向け、②19:30~ファンクラブ会員以外も購入可)

 

アラフェス本編の配信前後にも、嵐が生配信に登場して旧・国立競技場の思い出を語ったり、なぜか5人で絵しりとりをしたり。

アラフェスの開演前には充電・トイレ休憩を呼びかけてくれたり、終演後は自らの配信コンサートを見た感想を語ったりするなど、その名の通り朝から晩まで嵐と過ごす、『嵐の日』でした。

 

私にとっても本当に久々に、一日中どっぷり嵐のことを考えて、嵐と共にすごす感覚を味わえた一日となりました。

 

というのも、前述の『あの日』以降は嵐を見るのが内心しんどくて。どんな嵐に対しても「この光景を失うんだな」とか「この歌も、もう聞けなくなるんだな」とかいう思いが常につきまとってしまって、純粋に楽しめなくなっていました。

 

あんなに大好きで、身近で、生活の一部だった嵐なのに。薄目を開けてこわごわ眺めるようなスタンスしかとれなくなっていました。時々歌番組でメドレーなんか歌ってる姿を見ては、テレビの前でわんわん泣いてしまったりして。情緒はつねに不安定。

 

嵐がいなくなるという現実と、どう向き合っていいのかわからず、背を向けていたのだと思う。

 

裏を返せばそれだけ、自分にとって嵐はかけがえのない存在だったということ。

ずっと一緒に生きていくんだと思っていたから、嵐のいない世界になると言われても、はいそうですかオッケイ承知~♪とは、なかなかいかないもので。

休止発表からの日々は、少しずつ、生活の基本設定からやり直すような期間でした。

 

そこで迎えた嵐の日。

私が見たのも、やっぱりいつもの嵐で。

いつも通り、穏やかで和やかで、お互いを尊重していて。その唯一無二の関係性を、他でもない自分たちの手で大切に守っている嵐。

わたしが大好きな嵐でした。

 

嵐のコンサートって、行ったことある人はわかると思うんですけど、めちゃめちゃこちらの調子を聞かれるんですよ。

そしてこの日も配信ではあるものの、やっぱり何度も聞いてくれたんです。

『調子はどうだ?どうなんだっ?』って。

 

久しぶりのこの感じ。

調子はどうなの?とたたみかけられて、とりあえずイエーイ!なんて拳をふりあげてるうちに、不思議と元気がわいてきて。

『あ~~~~~!これだ!私の元気の源!これが足りなかったんだ~~~~!!』と、唐突に気づいたのです。 

 

『嵐は元気の源、生活の糧!』

一時期、おまじないみたいにそう呟いていたわたし。

 

社会人になって、己が何者でもないと気づかされ、理不尽な世間の荒波に打ち負けそうな時、同じようにテレビの向こうでもがいているように見えたのが、同世代の嵐でした。

 

嵐を応援するようになってからは

『嵐も頑張ってるんだから、私も頑張ろう』そう自然と思えて、力をもらっていました。

中高生の頃、ジャニーズにはぜんぜん興味がなかったのに、嵐は特別で、アイドルとファンというよりは、同じ時代を生きる同志のような存在でした。

 

嵐の日。

ひさびさに前向きな気持ちで過ごせた1日をすごして、気持ちがほどけて安心していくのを感じました。

 

そして思ったこと。

 

ぜんぶを嵐に捧げてきた5人へ
もう充分だよ。
ぜんぶをくれなくていい。
お互いに成熟しよう。
卒業しよう。
嵐に支えてもらった時間に感謝しよう。
そして、ずっと好きでいよう。

 

ということでした。

 

そして嵐とわたしたち、お互いの生活や人生にリスペクトをもってそれぞれきちんと生きるのがいい。

またいつか会えたときは、お互いに称えあって、手を振りあって、笑いたい。

 

それが私と嵐、ひいてはファンとアイドルの理想の形なんじゃないかな、と思った1日でした。

 

もちろん我らアラシック、『外野の言葉はシカトする』です。個人的な思いであります。

 

さあ、いよいよ、ラストの日までカウントダウン。

 

(続く)